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「猫がいたら店長に報告」 パート先のローカルルール

2017/12/28

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どのパート先にも必ず、守らなくてはいけないルールが存在します。どの職場でも共通の基本的なルールもあれば、その職場独自のローカルルールが存在する場合も。

今回は、パートを始めたときに先輩パートさんから教えてもらった「独自のローカルルール」をご紹介しましょう。

■喫煙者は要注意

「『タバコ吸う人?』と聞かれ、『はい』と答えると少し残念な顔をされた。『じゃあ、ひとつ気をつけたほうがいいことよ』と教えてくれたのは、お局さん的存在のベテランパートAさんの前で、一服しに行かないこと、というもの。Aさんは極度のタバコ嫌いで、喫煙所に向かう人を見るとそのあとその人に対する風当たりが強くなるのだとか」(35歳女性/スーパー)

そのパート先の実権を握っているベテランパートさんってたまにいますよね。ベテランパートさんに睨まれないための処世術が、先輩パートさんより伝授されました。

■悲劇を回避するために

「『ロッカーに食べ物を入れてはいけない』というもの。ロッカールームは裏に雑木林のあるプレハブ小屋で、ロッカールームによくGが出るそうで……。以前あるパートさんがロッカーにお弁当を入れていて、蓋を開けたらGがいたという事件もあったのだとか。食べ物どころか、ロッカーにはバッグも入れたくないという気になった」(26歳女性/アパレル)

これはおそろしいですね……。特に虫が苦手な人には耐えがたい環境です。店長の一刻も早い対応を望みます。

■アメは必ずもらうこと

「お店によくやってくる常連のおばあさんがいる。その人が来店した際、先輩パートさんからこっそり『あのおばあさんからアメを差し出されたら、お礼を言って必ず受け取ること』と指示された。おばあさんはこちらがアメを受け取るまでレジを離れないので、受け取らないでいるとお店が混雑する原因になってしまうらしい」(30歳女性/コンビニ)

地域の人とつながりがあるっていいですよね。そのおばあさんも決して悪意があってやっているわけではないので、ありがたくちょうだいするのがベターでしょう。

■猫がいたら店長に報告

「『今日来たとき、通用口のあたりに猫ちゃんいた?』と先輩パートさん。いなかったのでそう答えると、『よく来る猫ちゃんがいるんだけど、来たら店長に報告してあげて』とのこと。店長が大の猫好きで、教えてあげると喜んで猫に会いに行くのだそう。
同時にもうひとつ教えられたのは、『でも忙しいときは店長に報告してはダメ。仕事をほったらかして猫に会いにいくことがあるし、仕事で手が離せないときは頭の中が猫で一杯になってミスを連発するようになるから』ということ。店長……!」(41歳女性/家具・雑貨屋)

あまり頼りがいがある感じではありませんが、店長は愛すべきキャラクターのようです。それをサポートする先輩パートさんたちの姿も素敵ですね。

■一言も喋ってはいけないエリアがある

「『従業員通用口、および駐車場付近では一声も発してはいけない。もちろん電話もNG。従業員同士の挨拶は会釈で行うこと』と、パート初日に店長から注意が。店長は気まずそうに『こんな変なことお願いしてすみません』と謝ってくる。
お店のすぐ隣に住んでいる男性が話し声に敏感らしく、従業員が小声で話そうものならすぐに騒音として警察に通報されてしまうのだそうだ」(35歳女性/ファミレス)

お店側としても近隣住民とのトラブルは極力避けたいところ。声を出せないエリアがあるのは少し窮屈には違いありませんが、無用なトラブルを招くくらいならマシかもしれません。

■ジュースでお礼を

「『誰かにお世話になったと感じたときは、控え室にある自販機のはちみつレモンを添えてお礼を』という先輩パートさんの教え。どうやらはちみつレモンが独自の通貨のようになっていて、誰かに何かをお願いする際にはちみつレモンを持っていくこともある。あるとき体調不良で欠勤してしまった人の代わりに出勤したら、後日そのパートさんからすごく感謝されてはちみつレモンを2缶いただいたことも」(32歳女性/ピッキング)

金額的に渡すほうも・受け取るほうも気軽にやりとりできるところがいいですね。

■最後に

こうしたローカルルールはパート先の数だけ存在しているのかもしれません。あまりに厳しい締め付けは別ですが、ローカルルールにはその職場の特色が現れるものなので、まだ見ぬローカルルールを探すのも楽しいかも!?

 

(藤井弘美+プレスラボ)

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