一般事務ってどんな仕事？やりがいやメリット・デメリットが知りたい！｜マイナビパートTIMES

事務職の中でも一般事務、経理事務、営業事務などいくつか種類がありますが、その中でもよく見かけるのが一般事務。一般事務とは、どのような仕事なのでしょうか。

今回は、一般事務経験者二名の声をご紹介したいと思います。

■この仕事を始めたきっかけは？

「学生時代にWordとExcelの使い方を覚えたので、そのスキルを活かすなら事務職だと思いました。事務職もいろいろありますが、ドラマやマンガでよく見かけていた一般事務が、やりたいことに一番イメージが近かったです」（33歳女性）

「どうしても土日休みで内勤の仕事がいいと思ったのがきっかけです。知らない人とコミュニケーションをとるのが苦手なため、一般事務なら社外とのコミュニケーションも少ないと考えたのも理由のひとつです」（30歳女性）

パソコンの中でも、WordとExcelのスキルがあれば事務職を希望しやすくなります。また、土日が休みになりやすいのも事務職のいいところ。接客業と違い、コミュニケーションもそれほど多くはなさそうです。

■仕事内容は？ 

「パソコンで資料を作成したり、メールで取引先とやり取りしたりしています。あとは電話・来客応対が多いです。それらの合間にファイルの整理や事務所の清掃も行います」（33歳女性）

「パソコンでの資料作りの他に、郵送物の受け取り、仕分け、発送なども行います。コピー用紙やノートパソコンなどの機械類を運ぶときもあり、意外と動き回っています」（30歳女性）

事務職なだけあって、パソコンを使うのは必須かもしれません。電話や来客対応など、パソコンだけでなくコミュニケーションスキルが試される機会も。整理など細かい業務が発生するのも一般事務の特徴です。

■時給や実働時間などは？

「時給は900円、8時間です。私は資格がないので対象外ですが、指定の資格を取得していれば資格手当ももらえるようです」（33歳女性）

「時給は850円。6時間ほど働きますが、時期によっては8時間働く日もあります」（30歳女性）

時給はごく平均的といったところでしょうか。資格手当がある職場なら、その資格を取得するとよりよいでしょう。その後のキャリアアップにもつながります。

■やりがいは？

「事務職は周囲をサポートするような役割があるので、職場の人とうまく連携して仕事ができたときはうれしい。パソコンのスキルが向上して、今までよりも短時間で書類が作れたときもやりがいを感じます」（33歳女性）

「問い合わせの電話をいただいた際、きちんと説明と案内ができたときは自分の成長を感じました。お客さまや営業の人から感謝されるととてもうれしいです」（30歳女性）

一般事務は縁の下の力持ち的な立ち位置にあるため、周囲とのやり取りでやりがいを感じることは多いようです。

■メリット・デメリットは？ 

「メリットは、パソコンのスキルがどんどん身に付くことです。もともとのスキルは伸ばせるし、仕事を通して新しいことも学ぶため、ステップアップにつながります。電話や来客対応で意外とコミュニケーションスキルも鍛えられるのがいいですね」（33歳女性）

「デメリットは、仕事内容が幅広いことです。会議用の書類を作っていたら電話が鳴って、電話が終わったら来客があり、さらに会議の時間が迫っている……という状況になるときもあり、一人で慌てふためくことが。臨機応変に、優先順位を考えて行動する必要があります」（30歳女性）

パソコンのスキルがつけば、家計簿をExcelでつけたり、家族に見せる旅行プランを作ったりなど、仕事だけでなく家庭でもスキルを活かせるようになれます。
どんなときでも慌てず落ち着いて考えられるようになれれば、デメリットも克服できそうです。

■最後に

一般事務をするうえで、パソコンのスキルはほぼ必須といえる重要項目。WordやExcel、職場によってはPowerPointも扱えると重宝されるでしょう。パソコン作業に自信がある人は、一般事務も検討してみてはいかがでしょうか。

（神之れい＋プレスラボ）

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