日常生活で役立ったパート5選
2018/03/09
やれども終わりがないのが家事の大変なところ。パートをしている人は、家事に加えて仕事をこなす大変さも加わります。パートにもいろいろな仕事がありますが、パートによっては仕事をするうちに家事に役立つスキルが身につくこともあるようです。経験者の声からいくつかの例をご紹介したいと思います。
■掃除と片付け
「排水口などの汚れが溜まりやすいところの素早い掃除スキルが身についた。また、時間内にお客さまの部屋を片付けなくてはならないので、手早くキレイに部屋を整理整頓するスキルも。ただ、夫と娘が『お母さんにやってもらった方がいい』などと言ってあまり片付けをしなくなりつつあるので困っている」(41歳女性/家事代行)
お母さんができるようになって家族も甘えてしまっているようです(笑)。時には手を貸さない厳しさが必要かもしれませんが、散らかっているのは放っておけないお母さんの気持ちもよくわかります。
■犬の散歩
「ワンちゃんのお散歩を代行するパートをしている。うちで飼っている犬も一緒に連れていかせてもらうことがあり、以前はお散歩中言うことを聞かなかったうちの犬が今ではお利口さんになって、こちらの誘導通りに歩くようになった。パートをはじめるにあたって散歩の方法などを勉強したので、その成果が表れてうまくしつけられるようになってきたのかも」(29歳女性/犬の散歩代行)
言うことを聞かない子のお散歩はなかなか大変ですよね。「かわいいんだけど、もう少し言うこときいてね」と思ってしまいます。パートを通じて犬のお散歩をプロの観点から考えられるようになったようです。
■仕事モードのスイッチ
「以前はなんとなくダラダラ家事をやっていたけど、パートをするようになってから仕事モードのスイッチをバチっと入れられるようになった。頭の中で家事の優先順位や能率のいい順番をつけられるようになったのも大きいと思う。以前は一つ終わるたびによくわからない休憩などが挟まり、結果的に時間がかかっていた」(31歳女性/飲食・接客)
パートの仕事って家事と少し違って、他人が関わっているぶん緊張感があります。同じ緊張感で家事に取り組めたら、テキパキこなすことができそう。
■料理のスピードアップ
「ファミレスのキッチンでお昼のシフトに入っていたら、家の料理のスピードが格段にアップ。パートのランチタイムは忙しいのでスピードと正確さが求められるため、それをこなしていくうちに、その動きが身に染みつきました。料理のレシピは少し増えただけですが、ファミレスじゃないレストランなどで働くパートさんはレシピがグッと増えると思います」(36歳女性/飲食・キッチン)
家事で料理をこなしている人にとって、飲食店のキッチンスタッフは馴染みのある内容のお仕事です。しかしプロの現場で働くうちに自然とそのスキルが身につき、より効率良く食事の用意ができるようになることも。
■仕事を通して意識が高まる
「長期間安定したパートにつきたかったので簿記の資格を取って経理のパートをはじめた。すると『仕事でこれだけ大変な計算をしているのだから家計簿くらい余裕なんじゃ……?』という気持ちになり、うちでも家計簿をつけるように」(30歳女性/経理事務)
最初から経理に興味があったわけではなく、「長期でできるパート」という条件の中から選んだ経理事務。働くうちに経理関係への意識が高まり、家計を厳密に管理するに至りました。
■最後に
ふとした瞬間に自分のスキルアップが実感できるのは、とてもうれしいですよね。どんな仕事でも人を成長させる面がありますが、パートによっては仕事で培ったスキルがそのまま家事に活かせることがあります。すでにパートをしている人でも、ひょっとしたら自分が気づいていないだけで、パートで学んだことが活かされているかもしれませんね。
(藤井弘美+プレスラボ)
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