どうしてもパートをはじめたい!うまく家族を説得するには?
2017/12/14
パートで実際に働くのは本人ですが、家族の理解やサポートがないと続けていくのはなかなか難しいものです。特にこれから始める場合が一番の難関で、家族の反対にあえば諦めなくてはならない可能性も。
パートを始めることに家族が納得していないとき、どのように説得するのが効果的なのでしょうか? 体験談をいくつかご紹介したいと思います。
「子どものために」を強調
「小学校に上がる前の子どもを習い事に行かせるには、収入を増やす必要があったのでパートを始めようと決意。
夫の反対意見は『パートを始めたら子どもの面倒が見られないだろう』というものでした。
そこで『子どもが幼稚園に行っている間のランチタイムを中心に働く』というも、夫はまだ納得がいかない様子。『あの子がサッカーをやりたがっているのを知っているでしょう? 好きなことをやらせてあげたいとは思わない?』と、子どものために、という点を強調したら、最終的に納得してもらえた」(33歳女性/レストラン)
夫婦ともに子どもを思いやる気持ちは一緒でしたが、最初はそのアプローチに意見の相違があったようです。方法論の違いこそあれ、最後は理解を示してくれた夫にも拍手を。
お小遣いをアップしてあげる
「『別にパート始めなくてもいいでしょ。生活が苦しいわけではないんだし』とあまり気乗りしていなかった夫。
夫にはお小遣い制でお金を渡していたので、『私がパートに出たらお小遣いをアップしてあげられるよ』と言うと、『えっ、本当に?』と心が揺れはじめ、最終的にはニヤニヤしながらオーケーしてくれた」(28歳女性/書店)
やはりお金の力はすごいですね(笑)。「反対しているあなたにとっても、私がパートに出ることはメリットがあるんだよ」とうまく伝えられれば効果的かも。
根回しで援護射撃を
「理由はよくわからないが私がパートを始めることに、夫はずっと反対し続けていた。
あるとき、私をすごくかわいがってくれている姑さんから電話があったので、世間話のついでに『パートに出たい気持ちはあるけど反対されている』と伝えると、『好きにさせてあげればいいのにね!』と姑さんが憤慨。
その夜姑さんが夫に直接電話をかけて『パート、オーケーしてあげなさい』と指示してくれたらしい」(24歳女性/受付)
反対している本人を直接でなく、周りに説得してもらうというやり方もあるようです。この場合だと、力関係が上でキーマンである姑さんを動かせたのが成功のポイントのようです。
現実的なところを説明
「お金の勘定に疎い夫。パートに反対していたので、『子どもができたらこれだけお金がかかるんだよ』と説明。夫は現実を知り、『こんなに必要になってくるのか。これから子どもができるかもしれないし、たしかに準備はしておいたほうがいいよね』と、私のパートを応援してくれるようになった」(28歳女性/保育士補助)
なぜパートを始める必要があるのか、その理由を明確に示せれば夫の考えを変えることは難しくないかもしれません。
生活習慣を改める
「夫と中学生の子ども2人が全員で私のパートに反対。理由は『いつも疲れ気味だからパートを始めたら体調を崩す』というもの。
心配してくれるのはありがたいが、パートを始めれば緊張感が出て体調も改善するのでは、という私の中の狙いもあった。
そこで家族に『パソコンをやる時間を減らして、毎日きちんと寝ます』と宣言。ひと月ほどそんな生活をすると体調はだいぶよくなり、家族もパートを許してくれた」(43歳女性/事務)
心配の種の原因が自分にあったため、積極的にそれを取り除いていった例ですね。趣味のパソコンの時間は減りましたが、彼女の覚悟と行動が家族に伝わったのでしょうね。
最後に
誰かを説得するのはとても難しいものです。「相手を説き伏せる」というよりは「自分はここまでやるから応援してほしい」というスタンスで臨んだほうが理解を得やすいのかもしれません。
(藤井弘美+プレスラボ)
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