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ブランクをプラスに。主婦(夫)経験のこんな点が仕事に役立つ!

2017/08/01

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結婚や出産を機に仕事から離れていた方が、子育てなどが落ち着いてきたことを理由に「また働きたい」と考え始めるケースは多いと思います。家事や育児に専念していた期間は、仕事上では「ブランク」と捉えられがちですが、主婦(夫)ならではの経験が仕事に役立つこともきっとあるはず。「ブランク」をプラスに変える主婦(夫)の経験について調査しました。

最も役に立つのは「段取り力」

30~50代の女性110人に「パート勤務に役立つ主婦経験から得た力」についてアンケートを行い、55人のパート経験者から回答を得ました。

最も多かった項目は「段取り力」で28人。続いて、「コミュニケーション力」20人、「家事経験で得た知識や技術」17人、「地域とのつながり」7人となりました。

家事の経験が複数の仕事を効率よくこなす力に!

アンケート調査で最も多かった「段取り力」を選んだ人の自由回答には、「料理を通して、一度にいくつかのことを考えらえるようになった」や「どういう順番でやれば時短になるかを考えるようになった」「複数の家事を同時にこなすことが、段取り力の強化につながった」「手早く家事をこなすために、頭の中で時間配分をしている」「優先順位をパッと判断でき、2つのことを同時進行できるようになった」などとあり、料理、掃除、洗濯、子育て、地域とのつきあいなど、様々なことを同時進行でこなす毎日の中で、自然と段取り力が身に付いていることがわかります。

また、中には「周囲の進み具合を把握して予定を柔軟に変更でき、全体のスケジュールを遅らせずに済んだ」という回答もあり、自分の都合だけではなく、家族全体のスケジュールを考える姿勢が仕事に役立っていることも窺える結果となりました。

コミュニケーション力や柔軟性も強みに!

次に多かった「コミュニケーション力」については、「子どもの保育園や学校の情報を得るために様々な人と接するので、職場で苦手な人と関わることになっても人間関係はうまくいく」「季節のお礼や人との接し方が役立つ」など、子育てや地域とのつながりを通して、様々なタイプの人と関わるようになった経験が、職場でのコミュニケーションに役立っていることがわかります。

また「お客様との会話で、経験が豊富だと話が弾む」「子育てネタで話が合って盛り上がり親しくなった」など話の引き出しが増え、人と話を合わせやすくなるといった強みを持てた人もいるようです。

その他、「勤務先で掃除や洗濯の業務もあり、家事の知識が役立っている」「調理をする仕事についた」など、家事そのもののスキルを活かせる仕事を選んだ人もいました。

まとめ

主婦(夫)業や子育てに専念している時期を「ブランク」とマイナスに受け止めるのではなく、「新たなスキルを身に付ける期間」とプラスにとらえて、面接でもアピールできると良いですね。また、「仕事の経験が家事にも役立った」「子どもの学校行事で役員をした時に、慌てず段取りよく動くことができた」という声もあり、主婦(夫)業が仕事に、仕事が主婦(夫)業に役立つ良いスパイラルになると、毎日がいっそう充実したものになるのではないでしょうか。

◆アンケート調査概要
調査対象:30~50代のインターネット利用者、女性
アンケート実施時期:2017年5月
回答数:110人
有効回答数:55人
回答形式:複数選択式、自由回答式

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