学生バイトの「NG行為」、あなたならどう注意する？｜マイナビパートTIMES

学生バイトの爪が派手だったり、明らかに間違っていることをしていたり……パート歴も長くなってくると、学生バイトに対して注意をしなければいけない機会もあると思います。そんなとき、どう注意すればいいのか悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。パートさんに、注意する方法について聞いてみました。

■あとから言わず、その場で言う

「注意をするときはできるだけ気づいたその場で言うようにしています。万が一言い忘れてしまうと、それがNGだとはわからずに続けてしまうこともあるので。それに、注意が遅くなると『早く言ってくれればいいのに』『あとになってグチグチ言われて嫌！』と思われる可能性があります」（40歳女性／パート経験・ファミリーレストラン）

早く言えば言うほど、改善してもらえるタイミングが早まるものです。また、後回しにしている間に他の人からも注意を受けたり、逆に誰からも注意されず陰口ばかり言われたりしてしまう可能性も。いずれにしても本人にとってよくない状況のため、すぐに伝えてあげたいものです。

■なぜダメなのか簡潔に説明する

「それはダメ！と注意したところで、反感を買うだけだと思います。まずはそれがなぜダメなのか説明すれば、本人も納得するでしょう。長々と説明すると話がぼやけてしまいそうなので、簡潔に伝えます」（34歳女性／パート経験・居酒屋）

理由を説明しなかったら、「あの人独自のマイルールでダメって言っているだけかも」なんて思われる可能性もあるでしょう。自分から「やめよう」と思ってもらうためにも、理路整然とした説明は必要です。

■なぜそうしたのか考えてから注意する

「もしかしたら、その行動はその人なりの考えがあってのことかもしれません。なので、その理由を事前に考えてから注意をしています。『もしかしたらこう考えてくれたのかもしれないけれど、それはこうだから、次からこうしてね』という具合ですね」（45歳女性／パート経験・清掃会社）

頭ごなしに注意するのではなく、相手を理解しようとする姿勢も大切。自分を理解してくれようとしているとわかれば、相手も素直に注意を受け入れてくれそうです。

■責任者と一緒に注意する

「私自身は立場がそれほど上ではないため、注意をしても『偉そうに！』と思われてしまい、場合によっては反抗されて改善しないことも……。そうならないよう、責任のある立場の人と一緒に注意します」（31歳女性／パート経験・スーパー）

注意される側は相手の立場を重視するかもしれません。自分一人ではうまく注意できそうにないのなら、責任者に協力してもらうこともありですね。責任者も働く者同士の出来事を把握できていいかもしれません。

■過去の話を持ち出さない

「注意はあくまで今のことのみにしています。『そういえばあのときもこうだった』『以前もあんなことを』と過去の話を持ちだしてしまうと目の前の問題がぼやけてしまうので」（36歳女性／パート経験・ドラッグストア）

注意される側も、過去のことをあれこれ言われるのは嫌でしょう。どうしても言わなければいけないようなことなら別ですが、そうでないかぎり蒸し返す必要はありません。次々に言い出すと止まらない可能性もあるため、過去話は控えておきましょう。 

■他人と比較しない

「他人と比較はせず、相手自身に焦点を当てて注意をしています。『あの子はきちんとしているのに、どうしてあなたはそうなの？』なんて言ってしまったら、相手を余計に傷つけてしまいそう」（32歳女性／パート経験・運送会社）

他人と比較されるのはとても気分の悪いことです。とくに、なにかを注意されるときはなおのこと。働きやすい職場でいるためにも、気をつけておきたいことです。

■最後に

注意の仕方を間違えてしまうと、人間関係がギクシャクしたり職場の雰囲気が悪くなってしまったりします。冷静に、落ち着いて相手の気持ちを汲みながら向き合うことが大切なようです。

（神之れい＋プレスラボ）

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