納豆のパックやペットボトルの景品付け・・・仕分け工場で流したあんなもの、こんなもの
2017/06/27

仕分け工場といえば、旦那さんが仕事に行っている間やお子さんが寝静まった深夜からなど、働く時間が自由に選べたり、人付き合いが苦手な人にとって煩わしい人間関係や接客がなかったりすることで人気のパートです。しかし、一口に「仕分け」といっても流れてくるもの、仕分ける内容はさまざまです。実際に仕分け工場で働いたことがある人に、どんなものを仕分けたのか調査しました。
■液晶ガラスの品質チェック
「某大手家電メーカーの液晶ガラス工場で傷の有無をチェックしていました。一面に広がる液晶ガラスはつるつるピカピカでとってもキレイでしたね。ただ、かなり細かい傷までチェックが必要だったので、視力と集中力の消耗が激しい職場でした」(33歳女性)
大手家電メーカーの仕分け工場ともなると、肉体的な疲れ以上に精神的な疲れが大きそう。仕分け工場での仕事は普段使っている製品の裏側を知れるよい機会でもあります。
■ペットボトルの景品付け
「飲料が入ったペットボトルへの景品付け作業をやったことがあります。この仕事をするまでは機械で一気に付けていると思っていたので、まさかの手作業にびっくり。それ以降、コンビニで景品付きのペットボトルを見かけると優先して買うようになりました」(27歳女性)
ペットボトルの景品はコレクター心くすぐるものが多いですよね。ものによっては「レアキャラ」が一種類だけ存在する場合などもありますが、どの程度の割合で含まれるものなのか……気になるところです。
■郵便物の仕分け
「郵便局の仕分け作業をしていたとき、ちょうど自分の住むエリアを担当していたので、自分や家族宛、知り合いの郵便物を仕分けることもあった。中身は見られないけどちょっとした秘密を覗き見ているような不思議な感覚がたのしかった」(33歳女性)
自分宛の郵便や家族宛だとついその場で開封したくなりそう。守秘義務がある仕事だとは思いますが、図らずも知り合いの秘密を知ってしまうこともありそうな職場ですね。
■果物の仕分け
「バナナを検品し、形の悪いものや傷のついたものをはじく作業をしていた。おかげで『おいしいバナナ』を見分けられるようになりました」(38歳女性)
スーパーなどの店頭に並ぶのはこうしてしっかり検品された見た目のキレイなものばかり。検品で養った目が普段の買い物にも役立つなら、一度経験してみたい気がしてきます。
■せっけんの箱詰め
「箱詰めされた状態のせっけんをひとつずつ取り出して、ラインに流す仕事をしていたことがあります。ほかにも流れてきたせっけんを個包装する作業もありました。わざわざ大量のせっけんを一度箱詰めにしていることは、効率がいいのかわるいのか……」(30歳女性)
どこかで大量のせっけんを箱詰めした人もいるということを考えると、それをまた取り出してしまうのはなんだか申し訳ない気持ちになりそうです。
■納豆のパック
「納豆の容器に不備がないかをチェックする仕事をしていました。長時間立ちっぱなしなことを除けば作業自体は大変ではないのですが、加工の途中で発せられる蒸気のせいで常にむし暑く、半年で5キロ痩せました」(32歳女性)
決して運動量が多くない職場にも関わらず5キロも痩せるとは……! 人によっては一石二鳥な職場といえるかもしれません。
■最後に
こうして調査してみると、普段目にしているさまざまなものがパートさんの手によって仕分けられていることがわかります。黙々と作業することが好きな方や、今回紹介したもので気になるものがある方はぜひ仕分けパートに挑戦してみてはいかがでしょうか?
(木村衣里/プレスラボ)
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