パートの面接時、特に質問・確認しておいた方が良いことは?
2017/10/10
家事や子どもの行事など、主婦は家庭のことでやることがいっぱい。そんな忙しい時間を割いて働くのだから、自分が働きやすい職場に勤めたいですよね。
自分にピッタリの勤務先を見つけるためには、働き始める前に会社のことをしっかりチェックしておく必要があるでしょう。
そこで今回は、パート経験者は面接時に会社のどんなポイントを確認しているのかを調査しました。
大多数の人が「仕事の内容」「勤務日数や土日出勤の有無」と回答
「パート勤務を始める前に、特に確認しておいた方が良いと思うポイントはありますか」と題し、複数回答式のアンケートを行ったところ、1番回答が多かったのは「仕事の内容」71人、次いで「勤務日数や土日出勤の有無」66人が多く、この2つの項目が突出して高い結果になりました。
3位以下は、「急な休みの希望に対応してもらえるか」47人、「残業時間」34人、「福利厚生」32人と続きました。
「やりがいを持って働くこと」が重要
それでは、なぜ今回選んだ項目について面接で確認しているのでしょうか。
今回最も多い「仕事の内容」を選んだ人は、「仕事内容が分からないと自分に合っているか判断できない」「得意分野の仕事がいい」「慣れている業務の方が働きやすい」など、自身の得意分野や経験を活かせる仕事がしたいという理由が多く見られました。
また、「好きな仕事でないとパートでも長続きしないから」「長く続けるためには仕事内容の確認は必要」の声があるように、長く働くためには仕事内容を確認することが重要という声も寄せられました。このように、パートとはいえ、働くからには自分がやりがいを感じられる仕事をしたいと望む人が多いようです。
「家族の都合で勤務が変更できるか」が重要
子どもや夫といった家族に合わせて休みを取りたいという意見も多く見られました。「勤務日数や土日出勤の有無」と回答した人の中には、「扶養範囲内で働きたい」「夫の土日休みに合わせたい」など、家庭の事情を重視する意見が寄せられました。
また、「急な休みの希望に対応してもらえるか」では、「慶弔で休ませてもらえるかどうか」「介護をしていると急に休まないといけないことがある」「子どもの体調不良などで急遽休まないといけないことがあるため」など、自分以外の緊急事態に対応したいという理由が多く挙がりました。
一方、「急な休みの希望に対応してもらえるか」を回答した人の中には、「急な休みをもらおうとしたら『代わりがいないから困る』と言われた」「人数が少ない勤務先だから、急に休みたいと伝えづらい」という声もありました。
実際に、急な休みをもらえるはずなのに休みが取れなかった人もいるようです。
「家庭の事情での休みも考慮して欲しい」と望む人は、求人情報を鵜呑みにするのではなく、実際に休んでいる人がいるかどうかなどを面接時に確認したほうがいいでしょう。
まとめ
何でも良いからと深く考えずに仕事を選ぶと、「仕事が合わない」「望んでいた環境と違った」ということが出てきます。
しかし、仕事が合わないからといってすぐにパートを辞めてしまうと、また新たに職を探さなければいけないうえ、会社にも迷惑をかけてしまいます。
そのようなことにならないように、「これまでの経験を活かせる仕事」や「融通が利く仕事」など、働くうえで自分が譲れない条件を明確化し、面接時に意見のすり合わせをしっかりと行いましょう。
そして、仕事と家庭が両立できるような職場を見つけていきましょう。
<アンケート調査概要>
調査対象:30~50代のインターネット利用者、女性
アンケート配信時期:2017年7月
回答数:110人
有効回答数:85人
回答形式:複数選択式、自由回答式
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