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共働き家庭が家事を上手く分担するコツとは

2015/08/04

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共働きの家庭では、家事を上手く分担することが大切ですが、なかなか上手く分担できないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、共働き家庭での、家事分担方法をご紹介します。

1.家事のやることリストを明確にして共有する

家事分担がうまくできない理由の一つが、家事内容を共有できていないこと。何をどれだけやっているのかを明確に共有できれば、家事の分担がスムーズに行えます。

お互い家事が行える時間は異なるので、家事をリスト化したものを玄関や冷蔵庫に貼り付けておくと、やらなければならない家事を視覚的に認識するのに効果的です。食事の用意や洗濯といった毎日行う家事だけでなく、トイレ掃除や庭の手入れなど、日を空けて行う家事も含めて書いておくと便利でしょう。

また、リストを作るのではなく、付箋を使った方法もおすすめです。互いに行った家事の付箋をはがしていくと、どの家事に手を付けていないのかが明確になります。後回しになりがちな家事が把握でき、お互いがフォローし合えるようになるため、うまく家事をまわせるようになるでしょう。

家事と言ってもやらなければいけないことは多数あります。どんな部分に男性の力が必要なのか、といった点も踏まえながらリスト化・分担すると、より効率がよくなるはずです。

2.完璧を求めない

家事を分担する上で、完璧を求めてしまってはいけません。お互いにどれくらいの割合で時間が取れるかなどを考慮して、できる範囲でのお願いすることがうまくいくコツです。

例えば掃除では、1回の作業で全ての場所を行うのではなく、掃除場所を分けて1日5分から10分で作業してみましょう。綺麗好きではない方でも、この方法なら無理なく継続できるはずです。

また、時間の掛かる夕食をお願いする時は、作ってくれることに感謝の気持ちを伝えることが大切です。多少見た目が悪かったとしても文句を言わないようにすれば、お互いにストレスなく生活することができます。これは、夫妻のどちらが担当した場合にも言えることです。

家事の分担をよりスムーズにこなすためにも、相手に完璧を求めないこと。仮に自分が同じことを言われた時、どう感じるのかを考えてみると、余計なひと言も防ぐことができるはずです。相手が気持ちよく家事に取り組んでくれるよう、うまくコミュニケーションをとりましょう。

3.相手がやることに口を出さない

いざ家事を分担しはじめた時、相手の家事仕事に納得がいかず、ついつい口を挟んでしまうこともあると思います。しかし、余計な口出しをしてしまうと相手のやる気を損ねてしまい、家事を放棄してしまうかもしれません。お互いのやり方については、なるべく静かに見守ってあげることがベストな方法です。

また、普段から家事をする習慣がない人の場合、やり方がわからず作業効率が悪くなってしまうこともあるでしょう。そのような様子を見ると、つい口出しをしたくなってしまうかもしれませんが、そうした時にも、まずは相手が頑張っている姿勢を評価し、後からアドバイスをするなど、ちょっとした配慮をしてあげることが大切です。

家事のことで本当に困ったときは、自分から問題点や課題点を挙げてくることもあるでしょう。その時にもしっかりとアドバイスをすることで、その場の雰囲気を良くするだけではなく、家事分担の効率も高まります。

注意しなければいけないのが、家事の途中で手を止めた時や、何か考え込んでいる時です。これは助けを呼んでいる合図ではなく、どうすれば効率がよくなるかを考えている可能性あります。もし、良い方法が浮かんだのであれば、その方法をあとで共有してみてください。そうすることで、その後、同様の家事をする際に効率よく進めることができるようになるでしょう。

お互いが気持よく家事を分担するためにも、相手への感謝を忘れずに作業することが大切です。やきもきしてしまう気持ちもあると思いますが、まずは温かく見守る気持ちでいましょう。

4.最後に

共働きで仕事をしている以上、家事の分担にもお互いの協力が必要です。しかし、自分だけが家事の内容を理解している状態では、うまく分担ができているとは言えません。リスト化したものを掲示するなど、お互いが情報を共有できるようにすることがうまく家事をすすめる第一歩です。また、相手の気持ちも気遣いながら作業することも忘れてはいけません。お互いが気持ちよく家事をできるような環境を作れるといいですね。