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複数のパートを短時間ずつor1つのパートで長時間、どっちが両立しやすい?

2017/11/27

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短時間シフトを細かく入れて複数のパートを掛け持ちする働き方と、一つの職場で長時間働く場合、いったいどちらが家庭と両立しやすいのでしょうか。それぞれのメリットやデメリットを聞いてみました。

 

<複数のパートで短時間ずつ働くことのメリット>

■シフトの合間に家で気分転換できる

「仕事と仕事の間に時間ができるので、その時間を使って夕飯の買い物をしたり、家で洗濯したりと、スキマ時間を使えるのが便利です。家事が溜まるということがないですね」(40歳女性/お弁当屋など)

 

■嫌な人といる時間が少なく快適

「パート先に嫌な人がいたら、その人と長時間働くのは苦痛だと思う。その点、短時間なら少しの我慢で済みます。職場の人が原因で辞めるという可能性が減るため、収入も安定しやすいです」(30歳女性/食品加工工場など)

 

■従業員特典で家計が助かる

「パートの楽しみは従業員特典なので、お得感のあるお店ばかり働いています。ケーキ屋で売れ残りをもらえる、アパレルショップで服を割引で買える、寿司屋で贅沢なまかないを食べられる……など、どれも魅力的なものばかりで、家計が助かります」(31歳女性/洋菓子店など)

 

短時間勤務だからこそ発生するスキマ時間は、上手に使うとかなりの時間を確保できると思います。従業員特典は家計に直結することなので、ぜひとも取り入れたいところ。

 

<複数のパートで短時間ずつ働くことのデメリット>

■パート先が遠いと疲れる

「パート先が全部近くにあるならいいけれど、そうではないなら移動時間がもったいなく感じます。1日で3箇所働く場合、合間に家に帰れずけっこうな移動時間になるときもあるので、それだけで疲れてしまい家事がおろそかになります」(31歳女性/スーパーなど)

 

■仕事を覚えられず家に持ち帰る

「同じ場所で長時間働けば仕事も覚えやすいけれど、複数箇所で短時間となると、覚える時間があまりありません。だから家でも仕事の復習をするはめになり、家族との時間を削ることになりました」(29歳女性/コンビニなど)

 

勤務先との距離に注意しないと、時間のロスがすごそうです。距離と仕事内容に注意して、自分に合う職場を探す必要があります。

 

 

<1つのパートで長時間働くことのメリット>

■家族が居場所を把握できる

「パート先が一箇所なら、旦那が仕事帰りに迎えにきてくれたり、子どもが急ぎの用事で職場にきたりしやすくなります。複数箇所で働いていると『今日はママ、どこで働いているんだっけ?』という事態になるので」(27歳女性/スーパー)

 

■昇給できる可能性がある

「働く場所によっては、能力、働く時間・期間などで昇給できる可能性があります。会社によっては正社員になれるところもあるので、モチベーションが上がるし家族も応援してくれます」(33歳女性/建設会社)

 

■まとまった時間を得られる

「短時間で複数箇所となると、移動時間やスケジュール管理などに時間をとられて、結局パートによる拘束時間が長くなってしまうと思う。長時間働けばそのぶん休みも丸1日あるので、家族と過ごす時間を確保できます」(28歳女性/美容院)

 

家族との時間や収入面を考えると、まとまった時間のある一箇所の長時間勤務が優位なようです。仕事を覚えるのも早くなりそうですね。

 

<1つのパートで長時間働くことのデメリット>

■休みにくい

「長時間働いているせいで休むと職場のダメージは大きく、急な休みはとりにくい状況です。体調管理やスケジュール管理をかなり気にするようになりました」(28歳女性/ドラッグストア)

 

■家族と休みが合わないときはつらい

「家族全員が同じ日に休みだとうれしいけれど、そうではないなら一緒にいられる時間がかなり減ってしまいます。短時間勤務なら、午前中だけシフトをいれないでおくなど、調整が利くと思うのですが…」(29歳女性/イベントスタッフ)

 

一箇所の長時間勤務だと、休みの問題が重要になってくるようです。家族と休みが合うような職場を見つけることが大切ですね。

 

最後に 

複数箇所で短時間でも、一箇所で長時間でも、それぞれメリット・デメリットがあるのですから、自分にとって一番魅力的なメリットと、我慢できないデメリットを比較して、最適な働き方を見つけてくださいね。

(神之れい+プレスラボ)

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