「視野が広がった」「先生と言われた!」パートを始めて良かったと思うこと
2015/09/30
パートとして働き始めると、今までと環境が変化します。一定の時間を家庭以外の場所で、家族以外の人々と過ごすことで、自分の気持ちや感じ方、考え方も変わることでしょう。そこで今回は、「働いて良かったと思ったこと」について、パート経験のある皆さんに聞いてみました。
家庭の外の世界とつながることができたこと
「社会とのつながりができて、専業主婦だったころより社会情勢に詳しくなった」(42歳女性/営業事務 8年)
家庭の外に出ることで社会との接点が生まれ、世の中への関心を広げることができるでしょう。
華やかな店舗で活躍
「華やかな世界を目の当たりにしました。店員さんたちは、清楚で可憐で英語ペラペラで、素敵すぎました」(32歳女性/宝飾店1年)
お客様としても、毎日入ることはない宝飾店。そんな特殊な世界を垣間見ることができる機会はなかなかありませんね。
政治や政治家の世界を知ることができたこと
「政治の動きや議員のお仕事の内容を知ることができた。あと、うちはボランティアさんが多いこともあり、人とのつながりについても学べたと思います」(39歳女性/議員事務所事務 1年半)
政治の世界は特殊な業界。難しそうですが、私たちの生活にも密着する遠いようで身近な世界です。法律や制度がどのように作られていくのかを垣間見ることができたのですね。
視野が広くなったこと
「図書館員として利用者さんと話すことで、全く知らなかった知識や情報を得て、自身の視野を幅広くすることができるようになりました」(53歳女性/図書館 5年)
家庭から職場という空間的に自分の世界が広がるだけではなく、そこにいる人と触れ合うことで新しい世界に出会えることもあるようです。人と接することは、大きな刺激になりますね。
先生、と呼ばれたこと
「専業主婦が『先生』と呼ばれたこと」(38歳女性/ビーズショップ 2年)
人から頼りにされたり、尊敬されたりすることが自分にとっての大きな力になることもあります。お給料だけではなく、家族以外の誰かに必要とされる経験も、パートで得られるもののひとつと言えそうです。
友達ができた
「友達ができて、辞めた今でも仲良くしている」(30歳女性/飲食店 2年)
協力し合って働いた経験は、仲間意識を生みます。仕事を辞めてからも良い人間関係が続いているのなら、かけがえのない財産ですね。
パートで身についたことが、日常で活かせる
「自分や他の方にマッサージが出来るようになったこと。ありがた迷惑かも知れませんが(笑)」(37歳女性/マッサージ店半年)
マッサージできる人がいると、ついつい「してほしい!」って思っちゃいますよね。
最後に
週何日か、自分を今までの違う環境、人間関係の中においてみる。そうすることで、得られる経験や絆もあります。パートで得られるものは、お金だけではないようです。
(谷町邦子+プレスラボ)