パートと学校役員の上手な両立方法
2016/10/04
家事とパートの両立だけでも大変なのに、子どもが小学校に上がるとPTAの役員をする可能性が出てきます。近年、小学校によっては、クラス毎の選出ではなく、保護者全員がそれぞれ何かしらの役員をしなければならないと定めているところもあります。ここでは、パートをしながらPTA役員を上手に両立させる方法を紹介します。
パートを理由に役員は断れる?
夫婦ともに正社員として働いている世帯や、奥さんが専業主婦の世帯など、子どもが小学校に通う世帯にも様々な家庭環境があります。どの家庭においても平等を期すために、ほとんどのPTAでは、仕事を理由に役員を断ることはできないと定めているケースが多いです。「仕事が忙しい」「仕事を休めないから」は断る理由にならないのです。それは正社員だけではなくパートでも同じです。
役員会のほとんどは平日の日中に行われます。小学校によっては、役員会の日は会社を休んででも出席するものだ、とするところもあります。どうしても役員をやりたくないからと、役員決めの際に欠席する人もいます。しかし、欠席すると勝手に推薦されたり、くじで決まったりと自分の知らないところで役員になってしまう可能性があります。役員をやるにしてもやらないにしても、自分の意思で決めなければ、後々、トラブルに発展することもありますので注意が必要です。
役員になってしまった時
役員になってしまった時は、パート先にその旨を伝えておきましょう。役員会は前もって日時が決まっていることもあります。あらかじめ休まなければならない日は、早めにパート先に伝えることで休みやすくなります。
役員には、学年代表をはじめ、広報やベルマーク委員など様々な種類があります。忙しさも役員ごとに違います。役員になってしまったら、活動期間が短いものや役員会が少ないものを選ぶのが良いでしょう。また、できるだけ積極的な姿勢で役員に取り組みましょう。積極的に取り組んでいれば、どうしても都合が悪い時に休ませてもらえることもあります。
パートと役員どっちを優先?
PTA役員といっても、毎日活動をする訳ではありません。また、役員会も小学校によっては数ヵ月に1度程度のところもあります。家庭の状況にもよりますが、役員になったらパートよりも役員を優先する方が良いでしょう。役員を後回しにすることで、子ども同士の付き合いや保護者同士の関係が悪くなる可能性もあります。そうなってしまった場合、地域に住みづらい環境を作りだしてしまいます。基本的に任期は1年です。先々のことを考え役員の仕事にしっかりと取り組みましょう。
最後に
実はPTAは任意に入会する団体であり、強制的に入らされるものではありません。そのためPTAに入らなければ役員をする必要はないのです。ただし、入会しないことで保護者同士の付き合いがなくなり、その地域に居づらくなる可能性もあります。
所属する委員によっては大変なこともあるかもしれません。しかし、1度役員をしておけば、子どもの卒業まで役員をやらなくて良いなど、学校毎の決まりもあります。上手にパートと両立しながら前向きに役員の仕事をこなしましょう。
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