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家族からの「パートやめなよ」をかわした一言は?

2016/09/23

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「家計を支えるため」、「外の空気を吸いたいから」など、パートに働きに出る理由は人それぞれです。しかし場合によっては、家族から「パートなんてしなくてもいいんじゃない?」なんて言われてしまうことも。では、一体どのような理由・状況で「パートを辞めてほしい」と言われたのでしょうか。そしてさらに、そうした家族の反対をなんと言ってかわしたのか、主婦(夫)の方たちの体験談を集めてみました。

 

「働かないとダメなの」

「小学校低学年の子供から、仕事(パート)を辞めて一緒にいてほしいと遠まわしに伝えられたことがある。実際、パートの収入がないと家計のやり繰りが難しいので、『お母さんも働かないとダメなの』と諭したけど、その後子供と一緒に過ごす時間を前より積極的に取るよう努力している」(36歳女性)

子供への接し方は「時間よりも質」とも言います。限られた時間でもたっぷり愛情を注いであげたいですね。

 

姑さんからのお小言

「同居する姑から、『働かなくてもいいんだから(家計は大丈夫なんだから)、もっと夫の面倒をしっかりみないと』という趣旨のことを言われたことが。『○○さん(夫)も認めてくれていますし、働けるうちに働いて貯金はしておきたいので』と伝えたらしぶしぶ納得してくれた」(41歳女性)

姑さんの世代だと「嫁は専業主婦として夫の世話をするもの」という考え方があるのかも。淡々と伝えるのがポイントかも知れませんね。

 

周囲のとりなし

「夫から、『家事もろくにできないのだからパートはやめなさい』と言われた。私は続けたい、家事はしっかりやるからと主張するも、『できてない』と一蹴。大学生の息子と高校生の娘がとりなして、夫を説得してくれた。それ以降、子供たちが家事を手伝ってくれるようにもなって、夫も黙らざるを得なくなった」(50歳女性)

近しい人に反対されても、同じくらい近しい人が応援してくれるのは心強いですね。子供たちの協力体制も整えば、安心してパートに励むことができます。

 

健康管理に気をつける約束

「家事育児に加えてパートで忙しく、疲れ気味な日々を送っていた折、夫から『パートを辞めた方がいい』と意見が。心底心配してもらっている様子が伝わってきてそれが嬉しく、なんだか逆に元気が出てきた。『私はまだ余裕があるから平気だし、もし本当につらくなったらちゃんと辞めるなり病院で診てもらうなりするようにする。そういうあなたこそ去年から健康診断行ってないでしょう?』と逆に夫を詰問して、2人で定期的に健康診断を受ける約束を交わしてその場は収まった」(30歳女性)

忙しく働いて汗を流すことは素晴らしいですが、無理がたたって体調を崩してしまってはよくありません。彼女も夫の心配を受けて、いっそう気を引き締めて体調管理をしていくことでしょう。

 

「あと半年待って」

「パートで初めて接客業に挑戦。最初の頃、仕事になかなか慣れずに戸惑っていた。職場での愚痴を夫に漏らしていると、夫から『今の仕事じゃなくてもいいんじゃない?そんなにつらそうな様子を見ていると、正直パートになんか行ってほしくない』という言葉が。私は『愚痴ってごめん。あと半年待って。今辞めると、負けたみたいな気分がして嫌だから』と夫を説得した」(37歳女性)

ちょっとした気持ちでこぼした愚痴で、夫を心配させることになってしまった彼女。「弱音を吐かずにがんばるから見ていて」と決意表明したのですね。

 

夫を脅迫!?

「家事だけでは暇だったので始めたパート。夫には一種の独占欲があったみたいで、私が家の外に出るのを面白くなっていない様子。パートを辞めてほしそうにしているので、『私だって外に出ないと。家に閉じ込めておくとどんどんキレイじゃなくなっていくよ』と脅した」(26歳女性)

妻にいつまでもキレイでいてほしいと願っている夫は多いはず。その心理をついたのですね。でもどんどんキレイになったら、さらに心配するのでは…?

 

「職業に貴賎はない」

「スーパーでパートをしていた頃のこと。小5の娘が学校でそのことをネタにからかわれたらしく、『お母さんがレジなんかやってるから!』と怒ったことがあった。いったん、『お母さんのことで苦労をかけてごめんね』と娘の気持ちに寄り添った上で、“職業に貴賎はない”ということをわかりやすい言葉で教えた」(45歳女性)

子供には難しい言葉かもしれませんが、母が伝えようとしていることはいくらかの割合で彼女に響いたはず。母のパートする姿を見て、娘も立派に成長していきます。

 

最後に

主婦(夫)がパートに出るのは、主婦(夫)個人だけの問題ではなく、家族の問題として捉えられることが多いようです。彼女(彼)たちの思うところを誠実に伝えることができれば、反対していた家族たちも応援してくれるようになるのかもしれませんね。

(藤井弘美+プレスラボ)

 

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