年上のパートさんのモチベーションを上げてもらうコツは?
2016/12/15
社員は20代、パートの方たちは40代や50代という状況の会社やお店も多いもの。年齢が若い社員はパートの方たちから信頼されにくいということもありますよね。そんな場合に、パートの方たちから信頼され、かつモチベーションを上げてもらうためのコツを聞いてみました。
尊敬していることを積極的に伝える
「パートさんに対して『ここ、いいなあ』『こんな姿が素敵だなあ』と思ったことは積極的に相手へ伝えた。心の中で尊敬していても伝わるかどうかわからないから、直接伝えるようにしている。尊敬されることを嫌がる人はいないし、ここから信頼関係を結べていると思う」(31歳女性/アパレルショップ)
誰かから尊敬されることは嬉しいことですよね。若い社員から尊敬されればその尊敬を裏切りたくないと考えますし、手本となるよう仕事にも気合が入りそうです。
相手のわからない話題・言葉遣いをしない
「年齢的にカタカナ用語や流行の話題を知らないことがあるので、そういう話題はしないようにした。相手のわからないことを話していたら相手のプライドが傷つくだろうし、交流の妨げになってしまう。うまくコミュニケーションをとるためにも、どの世代でもわかるような話題・言葉遣いを心がけている」(28歳女性/ドラッグストア)
せっかく楽しく会話したくても、話の内容がわからなければつまらないものになってしまいます。相手も安心して話題に入られるように話すことは大切ですよね。それに気をつけていれば、楽しい雑談になり交流が深まると思います。
わからないことは素直に聞いて教えてもらう
「自分がわからないと思ったことは、それがわかりそうなパートの方に聞いている。いじわるな方じゃない限りは素直に聞くと教えてもらえるし、教えていただいたことを忠実に実行したり学んだりすればそれだけ信頼してもらえる。社員・パートというくくりを気にせず素直に教えてもらう姿勢は大切だと思う」(28歳女性/金融)
わからないことは社員・パートに関わらず聞いてみるといいですね。そして聞いたからには、きちんと実行することも必要。聞くだけ聞いてほったらかしにしていたら、逆に信頼を失ってしまうので注意が必要です。
指摘されたことは受け入れる
「パートの方からなにか指摘されたら、理不尽なことじゃない限りは受け入れるようにしている。自分のために言ってくれているのだし、年配な分、その指摘が正しいときは多い。受け入れることでパートの方も満足するようで、好感を持ってもらえた」(32歳女性/飲食店)
若いうちは気づかなくとも、年配になれば気づくものも多くなります。指摘されてムッとするのではなく、きちんと受け止めていきたいですね。
自分から笑顔であいさつをする
「出社したときや廊下ですれ違うとき、どんなときでも自分から笑顔であいさつをした。そのおかげで『いつも気持ちが良い人だね』『会うと元気がでる』と言ってもらえるように。私は仕事ができるタイプではないけれど、あいさつをしっかりすることで信頼を得たと思う」(31歳女性/運送会社)
あいさつはコミュニケーションの基本。仕事ができてもあいさつができなければ印象はよくありませんし、いつもニコニコとした笑顔を心がけたいものです。また、気持ちの良いあいさつをすれば自分自身の気持ちも上がりそうですね。
仕事・プライベートに関わらず相談事をする
「相談事をするということは、相手を信頼しているということ。自分を信頼してもらいたければ自分から相手を信頼する必要があると思うので、その証として相談事をしている。内容は仕事のこととか友達のこととかいろいろだが、相談することで仲が深まって信頼関係が築けてきている」(27歳女性/ドラッグストア)
相談をされた側は「私って信頼されているんだ」と実感できるもの。親身になって相談に乗ってくれるかもしれませんね。あまりに深い内容の相談は考えものですが、ちょっとしたことなら相談してもよさそうです。
最後に
年齢差があると、どうしてもコミュニケーションがとりにくくなるものです。それでもお互いに歩み寄り、信頼しあうことは働く上で大切なこと。それができれば、きっと働きやすい環境を整えることができますよ。
(神之れい+プレスラボ)
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