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努力が認められた! パートの時給、どんなタイミングで上がった?

2017/05/26

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時給が上がれば働く意欲も湧いてきます。しかし、どうすれば時給が上がるのかわからないもの。パートの時給はどんなタイミングで上がるのか、あるいは何か上がる努力が必要なのか……。時給が上がった経験のあるパートさんに、時給が上がったタイミングを聞いてみました。

■リーダーに昇格した

「働いていくうちにどんどん仕事を覚えておき、いつの間にかパートのリーダーになりました。そのタイミングで時給もアップ。リーダーになるまで4年ほどかかりましたが、それまでは時給がまったく上がりませんでした…」(33歳女性/スーパー)

肩書きがつく分、時給も上がったよう。リーダーという立場上、ほかのパートさんの管理や仕事の責任も重くなるため、時給アップは当然かも。

■勤務先の経営状況がよくなった

「お店が繁盛し始めて、売り上げがどんどん伸びるようになってから時給が少し上がりました。私自身は特になにか努力をしたというわけではありませんが、お客さまが増えた分、仕事の量は以前より多くなったとは思います」(34歳女性/パート経験・リサイクルショップ)

仕事の量は増えたのに、時給はそのまま…となれば悲しいですが、こちらはきちんと時給が上がったとのこと。勤務先の経営状況は時給にも大きく変わるため、できるだけ繁盛してほしいですね。

■常連客が口添えしてくれた

「仕事がとにかく忙しく、毎日クタクタになりながら働いていたときです。そんな私の様子を見かねた常連客が『あの子、あれだけ頑張っているのだから時給もっと上げてあげなよ!』と言ってくれました。その言葉が効いたのか、しばらくしたら時給を上げてもらえました」(31歳女性/パート経験・定食屋)

常連客からの言葉となると、経営者も無視はできないのでしょうか。時給を上げないままでいたら、常連客が離れてしまうのかも…? 常連客からこのような言葉を言ってもらえるなんてうれしいことですね。

■資格を取得した

「簿記検定に合格したら時給を上げてもらえる仕組みだったため、頑張って勉強し簿記検定に合格しました。合格証明書を見せた次の月から時給がアップ。ほかの資格でも時給が上がるようなので、次の勉強をしようと思います」(31歳女性/パート経験・運送会社)

資格手当てのようなものですね。パートに限らず、資格手当で収入が上がるところはあります。もしも自分のパート先でそういう制度があるのなら、一度確認してみるといいですね。

■褒められたときに時給の交渉をした

「社長が私の仕事ぶりを褒めてくれたとき、ここぞとばかりに時給アップをお願いしました。なんでもないときに言っても『まぁそのうちね』で済まされてしまいそうですが、相手が自分の仕事ぶりを認めたときなら交渉のチャンスだと思います」(42歳女性/パート経験・清掃会社)

どんな交渉でも、タイミングは大切です。交渉を申し出るタイミングがよければ、時給アップも夢ではありません。もちろん、日頃から時給アップに値するくらいの勤務態度であることが前提ですが…。

■ひたすら真面目に働き続けた

「『パートだから仕事の頑張りもこれくらいでいいだろう』なんて思わず、仕事はひたすら真面目にやりました。同じミスはしないようにしたし、積極的に仕事を覚えて自ら行動もしていました。そういう姿は意外と見られていたようで、何も言っていないのに時給が上がりうれしかったです」(35歳女性/パート経験・ドラッグストア)

「パートだから…」と思って仕事の手を抜いていると、時給は上がりませんよね。頑張れば必ず時給が上がるというわけでもありませんが、誰かがちゃんと見ていてくれるということはあるもの。こつこつ真面目に働くことの大切さがよくわかります。

 ■最後に

時給を上げるということは、経営側からすると大変なことです。ひたすら「上げてよ!」というのではなく、勤務先の状況も考えつつ、時給が上がる努力をしたいですね。

(神之れい+プレスラボ)