忍耐力、教育力がつく……育児経験が仕事に役立ったと思ったことは?
2016/08/12
出産・育児を経験すると、その経験が仕事に役立つ場合があります。育児で得た経験はどのようにして仕事に役立つのでしょうか。パートとして働いている方に、育児経験が仕事に役立ったエピソードを聞いてみました。
忍耐力がついた
「子どもはこちらが理解できない理由で怒ったり泣き出したりするため、育児中の私は振り回されてばかり。でも育児をしていくうちに慣れてしまい、だんだん忍耐力がついた。パートに出てからはその忍耐力のおかげで理不尽なクレームや多少のストレスはへっちゃらになった」(31歳女性/パート経験・スーパー)
子どものお世話はとにかく大変。大人では考えられないくらいの自由気ままな行動をとるため、かなりの忍耐力が鍛えられますよね。その忍耐力があれば仕事でもたくましくやっていけそう。
段取り上手になった
「育児をしている間は育児と家事の両立が必要なため、段取りを重視して考えるようになった。やらなければいけないことの中には『実はやらなくてもいいこと』が混じっているものなので、それを見極めることもできるようになり、仕事では段取り良くスムーズに働けている」(42歳女性/パート経験・清掃会社)
何事も段取りは大切。育児も家事もとあれこれしなければいけない主婦にとって、段取りを重視するのは最もですよね。段取り上手になれば仕事もやりやすいです。
適度に息抜きをする癖がついた
「育児は24時間体制でやるけれど、根を詰め過ぎると倒れてしまう。育児中、適度に息抜きをする癖をつけていたので、仕事でも息抜きをすることができた。そのため、仕事が忙しくても疲れきることなくこなせている」(30歳女性/パート経験・コールセンター)
特に頑張り屋さんは息抜きを忘れがちです。でも、息抜きをするからこそ良い仕事ができるというもの。適度な息抜きをする癖がついていれば、結果的に仕事の能率が上がりますよね。
人に任せられる仕事は任せるようになった
「育児は自分ひとりではできず、周囲に頼るしかない。旦那や実家はもとより、友人やご近所の人にまで協力してもらった。育児を始める前は『すべて自分だけでやらなきゃ』と根を詰めて過労やストレスで倒れるタイプだったけれど、人に任せることを覚えた今は、人に任せられる仕事は任せるようになった」(33歳女性/パート経験・スーパー)
仕事はみんなで協力してやるものです。ひとりで抱え込んでしまうと困るときもありますよね。全てを人任せにしてはいけませんが、それぞれ分担する形で仕事をやればOKです。
教育力がついた
「塾講師に復帰して気づいたのは、育児前と比べて子どもと接する方法や教育の仕方がよくわかるようになったこと。叱り方も闇雲に叱るのではなく、ちょっと間を置いて叱り方を考えてから叱るようになったし、ここぞというときは褒めるようにもしている。教育の仕方にもメリハリがついた」(35歳女性/パート経験・塾講師)
子どもがどういう考え方を持ちやすいのか、どう接すればいいのか……育児をすることでそれらがわかれば、仕事でも子どもとしっかり向き合えますね。
相手が理解しやすいよう丁寧に話すようになった
「子どもが話を理解できるよう丁寧に話す癖がついたため、仕事でもお客さまとの会話は丁寧に話すようになった。おかげで『あなたの話はわかりやすい』と褒めてもらえることが増え、仕事のやりがいを感じている」(33歳女性/パート経験・コールセンター)
大人ほど理解力もなければ経験も少ない子ども。何かを理解してもらうにはこちらも話し方に気をつけなければいけません。相手に伝わるよう話すことで、仕事上のトラブルも防げそうです。
最後に
どんな経験も必ずどこかで役立つと思います。特に出産・育児という大きな経験ならなおさらですね。それらの経験を活かして、より仕事がしやすいようにしていきましょう。そうすれば、仕事が楽しくなるかもしれませんね。
(神之れい+プレスラボ)
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