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短時間勤務とフルタイム、どっちの働き方がいい?

2017/01/10

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結婚や出産などで一度仕事を辞めた後、もう一度仕事を始める、または新たに別の仕事を始めようと考える主婦にとって悩みの種の一つとなるのが労働時間。短時間勤務で働くのが良いのか、それともフルタイムで働くのが良いのかと迷う人もいるのではないでしょうか。ここでは、それぞれの働き方のメリットやデメリットを紹介します。

 

ブランクがある、小さい子どもがいる人は短時間勤務から

一度仕事を辞め、復帰までに2~3年以上のブランクがある人や子どもが小さいうちは、短時間勤務がオススメです。長期間フルタイムの仕事から離れていると、例え慣れた職種であっても、仕事のやり方や進め方は自分がフルタイムで働いていた当時から変わっている場合があります。そのため、働き始めの頃は、仕事と家事や育児のバランスをとることが難しいでしょう。また、いきなりフルタイムで働くことは疲労具合も短時間勤務に比べて大きいため、体力面においても大変です。

小さな子どもがいる場合は、保育施設に入所できるかどうか、自分や夫の両親に預けることができるかなどの問題もあります。もし保育施設に預けた場合は、送迎時間も決まっているので、その時間内に仕事を終えることができるかどうかと不安も大きいでしょう。短時間勤務の仕事で、午前中や午後からの2~3時間から始めることができれば、フルタイムに比べ体力面や仕事観についての不安は少なくなります。短時間勤務であれば、子どもについても入所希望者の多い保育園だけではなく、比較的入りやすい幼稚園に入れるなど、選択肢も増えるでしょう。

 

短時間勤務で働きやすい職種

短時間勤務で働く場合、まずはシフト制のパートから始めることをオススメします。例えば、スーパーのレジ打ちやファーストフード店などでの接客が挙げられます。シフト制のスーパーや飲食店では、繁忙時間帯のみパートに出ることも可能です。昼食時のパートを狙えば、朝や夕方に家事をこなすこともできるでしょう。

また、公的機関もオススメです。土・日曜、祝日が休みで残業もなく、子どもが病気の時などは他のパートに比べて休みやすいのも特徴です。まずは1回の勤務時間が3時間ほど、1週間で2~3日勤務のパートを探し、仕事に慣れることから始めましょう。

 

正社員への近道!?フルタイムのメリット

パートを始めて、そのうち正社員になることを視野に入れている主婦には、フルタイムで働くことをオススメします。その際、応募する求人情報の条件欄などに「正社員への昇格あり」と記載があるものにしましょう。フルタイムのパートでは、短時間勤務のパートと違い、会社によっては正社員と同じような仕事を任されることがあります。その分、仕事ができれば正社員へ登用される可能性も多いのです。また、短時間勤務に比べて収入が多いこともメリットとして考えられます。養育費や家の購入など、今後を考えた生活計画を立てやすくなることも、フルタイムで働くメリットでしょう。

 

短時間勤務&フルタイムのそれぞれのデメリット

短時間勤務のデメリットは、やはり収入が少ないことでしょう。また、フルタイムに比べて選ぶことができる職種が限られていることも挙げられます。フルタイムで働く場合のデメリットは、稼ぎすぎると税金がかかってくることでしょう。所得税や社会保険料がかかったり、夫の企業からの配偶者手当のカット、厚生年金への加入により、予想よりも家庭の収入が下がってしまう可能性があります。ほか、フルタイムの場合は、仕事の量もしっかりと振り分けられるため、短時間勤務に比べ休みにくいでしょう。子どもが小さいうちは、急な病気なども考えられます。当日に休みをもらうことは難しいこともすくなくありません。

 

最後に

短時間勤務とフルタイム、どちらで働くべきかは夫と相談し、今の家庭の状況と今後の家庭の目標を加味した上で決めなければいけません。小さい子どもがいるのであれば、短時間勤務、子どもが大きくなるにつれてフルタイムに変えるのも良いでしょう。自分と家庭に無理がないように働くことが大切です。

 

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