パートの面接。やっぱりスーツじゃなきゃダメ?
2015/02/20
パートの面接に行くとき、どんな服装で行こうかと迷う人は多いのではないでしょうか。
スーツを着るべきか、かちっとしたスーツ姿は面接者の中で浮かないか、「服装は自由」と書いてあるから、普段どおりのジーンズでいいか。
短時間で判断される面接では、服装は自分自身を表現しPRする重要なツールです。
職種や職場によっても異なりますが、パート面接にふさわしい服装について整理してみます。
オフィスワークの面接はスーツが好印象
社員がスーツや制服を着て仕事をしている職場、オフィスでの事務職、営業職、窓口業務、百貨店、塾や教室の講師などの職種は、正社員希望でなくてもスーツで面接に臨むのが基本です。
スーツでなくても、アンサンブルにひざ丈のスカート、ツーピースなどスーツに準じた服装、襟のあるジャケットを着用するのが望ましいでしょう。
色は白、黒、グレー、紺色など、色合いや素材の組み合わせに気をつけて、トータルでコーディネートされていることが大切です。
食品を扱う職種の面接は、清潔感をアピール
カフェやレストランなどの飲食店、スーパー、コンビニなどフードを扱う施設の面接では、スーツ着用は必須ではありません。
堅苦しくなく、カジュアルすぎない服装で、清潔感を心掛けましょう。
長い爪、派手なネイル、目立ち過ぎる茶髪、バサバサの髪など、不潔な印象を与えない服装と身だしなみを心掛け、香水などは避けましょう。
アパレル・雑貨屋・サロンなどは職場に合わせて
アパレル・サロン・ビューティー系はセンスや服装が採用の大きな決め手になるため、私服で望みます。
面接先の商品、店舗の雰囲気に合う服装は「会社・店舗をよく理解している」という印象を与えます。
雑貨屋、インテリアショップ、サロンなどはお店のテイスト、イメージに合ったセンスの良いものを選びましょう。
どんな職種でもこれだけは避けたい
スーツを着用する必要がない会社や職種でも、清潔感があり、常識の範囲内で考えた服装が基本です。
ジーンズにTシャツはNGです。
きつすぎたりゆるすぎたり体に合わない服装、派手すぎる色や柄、露出の多い服装、フリルたっぷりの可愛すぎる服装、キラキラ光る服装、オシャレすぎる服装、ジャラジャラとつけすぎのアクセサリーといった、「やりすぎ」は禁物。TPOをわきまえていない人と思われないよう、オンタイムの「仕事着」にふさわしい服装を意識しましょう。
服装が決まったら、小物もチェック
スーツでバッチリ決めても、靴の汚れやストッキングの伝線、服に合わないバックを持っていたら台無しです。
足元、指先、ヘアスタイル、ヘアカラーなど一つひとつチェックして、姿見で全体の統一感を確かめます。
寒い季節は、ストールやマフラー、コートは、建物の入口か受付で脱いで、裏地を表にしてたたんで手に持ってから、来訪を告げます。
帰るときも、受付で挨拶を終えてから、または建物を出てからコートを着用します。
面接に行くときは、職種に合い、かつ自己PRができる服装を心掛けましょう。
「自由な服装で」と言われるのは、服装を重視している場合も。
きちんとした清潔感ある服装はきちんと仕事をするイメージにつながり、仕事への意欲を伝えることができます。