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主婦(夫)の家事スキルを活かせるパートとは!

2015/09/09

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新しくパートを始めようというとき、「うまく働けなかったらどうしよう」「仕事を覚えられなかったらどうしよう」なんて不安が胸をよぎることはないでしょうか。取り組んでしまえばきっとうまくできることでも、始める前は誰しもが不安を感じるものです。しかしながら、家でしていた家事スキルが活かせる仕事なら、こうした不安はかなり減るのではないでしょうか。今回は、家事スキルが活かせるパートを実体験を元にご紹介したいと思います。

キッチンスタッフ

「飲食店のキッチンスタッフ。料理に自信がある人は特になんの不安もなく始められると思う。私を指導してくれたファミリーレストランの社員さんは、『主婦(夫)の人は包丁の扱いに慣れているし覚えるのも早いから助かる』と言っていた」(26歳/飲食)

料理といえば、主な家事のうちのひとつ。働く前からある程度の基礎知識があるので、レシピなどもすんなりと吸収できます。

ホテルのハウスキーピング

「ホテルのハウスキーピングスタッフは、『キチッと掃除するのが気持ちいい』という人にオススメ。ベッドメーキングやアメニティの補充など、覚えることはもちろんあるけど、基本的に『部屋をきれいに掃除する』のがお仕事。掃除機をかけているときは自宅の掃除と変わらず、鼻歌まじりです」(34歳/軽作業)

お客様に快適過ごしてもらうために、部屋を整えて用意しておくのがハウスキーピングスタッフのお仕事。掃除好きの人にはピッタリかもしれませんね。

アパレルショップのスタッフ

「店舗内でパンツの裾上げのサービスを行っているアパレルショップは、ミシンを使ったことがある人なら気軽に働き始めることができると思う。私が働いていたところは、入りたてのころにちょっとした研修があった。同期で入ってきた大学生の女の子はミシンを使ったことがないらしく、覚えるのに苦戦していた」(22歳/販売)

ジーパンなどの裾上げには「職業用ミシン」という、家庭用のミシンよりパワーが強いものを用います。この女性の場合は、アパレルスタッフとして接客と並行してミシンを使っていたようですが、この他にもさらにミシンに使うのに特化した「縫製スタッフ」などのパートもあります。気になった方は探してみてくださいね。

保育士補助

「子育ての経験がある人なら、保育士補助スタッフがおすすめ。私の体験だと、経験があると現場で即戦力になれるので採用されやすい印象」(35歳/保育)

保育士として働くためには資格が必要ですが、「保育士補助」や「保育士助手」といった文言で求人が出ている場合はその限りではありません。採用する側も、子育ての経験がある人に任せることができれば「まず間違いない」といった安心感があるようです。

ピッキング・梱包作業

「ピッキングは、整理整頓が好きな人ならすぐに馴染めると思う。体力的にもつらくないし、同年代のパートさんもいるから安心して働けた。自分の働きたい時間帯を選べるくらい求人がたくさん出ているところも魅力。覚えることはそう多くなく、単純作業をしながらみんなで和気あいあいと働けて楽しい」(28歳/軽作業)

仕分けや梱包作業をするのがピッキングのお仕事。家の片づけが好きな人ならきっと楽しく取り組めることでしょう。 軽く体を動かしながらの作業になるので、運動不足解消にももってこいかもしれませんね。

家計簿をつけるのが好きな人は、資格を取って事務や経理に

「ピシッと家計簿をつけるのが好きな人は、簿記の資格を取っておくのもいいかも。家計の管理に比べれば簿記となると少し大げさだけど、『お金の動きを記録する』という根本は一緒なので。簿記の資格を持っていると事務に採用されやすいので有利」(32歳/事務)

事務のパートは、仕事内容や時給などの面から人気が高いです。その分採用選考の倍率も上がりますが、簿記のような資格があればライバルより一歩優位に立てることになります。

家事のすべてを活かすなら「家政婦」

「家政婦のパートは、家事全般のスキルが活かせる。細かい仕事の内容は自分が派遣される各ご家庭によるけれど、大手代行サービスに登録しておけばわりとシフトも自由にできる」(30歳/軽作業)

家事そのものが仕事の内容となるのが家政婦・家事代行のパート。「週1日、2時間から」など、短い拘束時間から求人を行っている案件も多く、お小遣い稼ぎやちょっとした家計の助けが欲しい場合にぴったりかもしれません。

最後に

「家事を活かせるパート」って、実はこんなにたくさんあります。パート未経験で、「これから始めたいけど不安がある……」といった人は、自分の得意な家事を活かせるパートを探してみてはいかがでしょうか?

(藤井弘美+プレスラボ)