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実演販売パート、つい試食しちゃう人ってどんな人?

2017/01/17

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スーパーなどの食料品売り場でよく見かける実演販売。試食を勧められた経験がある人は多いのではないでしょうか。試食販売の仕事は、販売している人のキャラクターや喋っている内容によって試食するかどうかが大きく左右されます。今回は、ついつい試食してしまうのはどんな人なのかをお客さん目線で紹介するとともに、実際に実演販売の経験がある人たちに、試食してもらう際のコツなどを聞いてみました。

 

お客さん目線「ついつい試食してしまう人の特徴」

■目を合わせてくる

「目が合って笑顔で勧められたら試食してしまうかも。我ながら意地汚いけど、『試食できるものがあるなら食べてみたいし、でも恥ずかしいし』といった葛藤がある。でも目が合ったのに断ったら失礼なんじゃないかとも思うから、『目が合ったんだし、食べてもいいよね』という気にさせられる」(30歳女性)

実演販売スタッフの笑顔は、こちらの「食べてみたいんだけど、どうしよう」という迷いを気持ちよく解消してくれます。

 

■ゴリゴリな営業をしてこなさそう

「優しそうか、フレンドリーな笑顔の人なら。試食って、食べたあと買わないと申し訳ない気持ちになるけれど、実演販売スタッフさんがいい人そうだったら『別に申し訳なく思わなくてもいいんだ』と思えるから。逆にゴリゴリ営業してきそうな人の場合は食べたくない。一度食べてしまうとあとが面倒そうなので」(35歳男性)

試食は無料ですが、「タダより高いものはない」という言葉があるように、試食をひと口、口にしてしまうとどこか恩を感じてしまうような心境に陥る人も少なくないようです。その恩義に感じる心を突いて、強く購入を勧めてくる人が、この「ゴリゴリ営業してきそうな人」に当たります。

 

■試食をすすめる魔法のフレーズ!?

「『ご試食だけでも』という言葉に弱い。『食べるだけで良いのなら、いくらでも食べますよ』という気になってしまう」(26歳男性)

「ご試食だけ」の、特に「だけ」という言葉が、通りすがりの来店客の心を強く揺さぶります。たしかに、「試食だけなら」なんて気にさせられてしまいますね。

 

販売スタッフ経験者に聞いた「試食してもらうコツって?」

■直接声をかける

「近くを通りかかった人に直接声をかける。目を見て『お召し上がりください』や『今晩の献立はもうお決まりですか?』と言ってみたり。少しでも足を止めてくれたり、ちょっとした会話が発展すると、高確率で試食につながっていく。興味がない振りをしているか、または元からあまり興味がなくても試食を勧められたら満更でもないというお客様が多いので、お客様が召し上がりやすい雰囲気を作るのが重要でしょうか」(32歳女性)

来店客に1対1で積極的に働きかけることが試食につながっていきます。

 

■声を出して注目を集める

「とにかく大きく声を出して、お店の中にいるお客様の注意をひくこと。最初のうちは恥ずかしさがあって難しいが、一度開き直ってしまえばできるようになる。注目を集めることができれば、そこからはどんどん試食してもらえるようになる。声を出せるようになってから、売り上げが目に見えて変わりました」(28歳男性)

「大きな声を出す」は、単純かつ効果的な方法です。注目する人が多ければ、その分だけ試食してくれる人の数も増えていきます。

 

■楽しそうな雰囲気を出す

「『今日はいまいち感触がよくないな』という現場は必ずある。そういうときも決してめげずに、常に楽しそうで『おいしいです!売れてます!』という雰囲気を出せるよう心がけること。不思議なもので、自分ひとりでも本気でそういうふうに思い込もうとするとなんとなく周囲が賑やかな空気になり、足を止めてくれる人が多くなります」(37歳女性)

どんよりした空気の繁盛していない売り場より、活気があって人が集まっていそうな売り場の方が商品もおいしそうに見えるもの。プロはうまくいかない日でもめげることなく、自ら好ましい空気を作り出していきます。

 

最後に

販売している人自身が楽しそうにしてるだけでも、自然と周りに人が集まって来ます。これから実演販売を始めようという人は、ぜひこれらのノウハウを参考にしてみてくださいね。(藤井弘美+プレスラボ)

 

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