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パートで働きたい!役立つ資格やスキルとは?

2015/04/21

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人気の職種・職場は、パートでも採用を得ることが難しいでしょう。少しでも採用の可能性を高めるために、資格取得が有効と考える方がいるはずです。出産などで離職期間があるのならば、「今のうちに資格を取っておこう」と勉強に取り組むかもしれません。しかし実際、資格はパート採用に有利なのか。また有利なのであれば、どんな資格を取るべきなのか。そんな疑問を持つ方は多いでしょう。その実態について、詳しくご紹介します。

資格を持っていると有利って本当?

専門職種を除き、パート勤務に資格は必須ではありません。パートの募集要項を見ても、特定資格を必須とするものは少ないでしょう。しかし倍率が高い場合には、他応募者と差別化するうえで資格は有効に働きます。あるいは資格ではなく、過去の経験などに裏付けられる特別なスキルも歓迎されるはずです。

ただし、資格ならば何でも良いというわけではありません。「勉強してきた」という姿勢は評価されるかもしれませんが、実務で生かされないものであれば、採用判断のポイントにはならないでしょう。例えば事務職種で勤務するのに「調理師免許を持っています」とアピールしたところで、実務では生かされません。そのため自身が応募する勤務先、あるいは職種に応じて、適した資格取得を目指すことが大切です。

オフィスワーク向けの資格・スキルとは

オフィスワークでは、やはりパソコンを多用します。そのため取得していると有利なのが、「マイクロソフトオフィススペシャリスト」です。資格はWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの各ソフトウェアで試験が分類されているため、仕事内容に応じて選びましょう。
特にWordとExcelはオフィスワークで頻繁に利用されます。パート先でどんなソフトウェアを利用するか分からなければ、まずこの2つの資格取得を目指してみてください。尚、この資格を保有していることで、時給アップの対象となる仕事もあるようです。

エステ向けの資格・スキルとは

エステには国家資格がありません。そのため、無資格でも採用されれば、仕事に取り組むことが可能です。実際に、未経験・無資格から仕事にチャレンジする人は少なくありません。
しかし、一般財団法人日本エステティック試験センターや一般社団法人日本エステティック協会など、資格試験を開催する団体があります。これら資格は専門知識・スキルの裏付けとなりますので、無資格と比べてパート採用が有利になるでしょう。

クリエイティブ向けの資格・スキルとは

デザイナーやイラストレーター、あるいはライター等のクリエイティブ職種は、採用において制作物のクオリティが何よりの判断材料となります。そのため資格取得と言うより、専門スキルを磨くことに努めると良いでしょう。
特にクリエイティブ職では、インターネット業界で多くのパート募集が見られます。そのため、HTMLやCSS、あるいはPhotoshopやIllustrator等の操作スキルが歓迎されます。あるいは、SEO対策などWebマーケティングに関する知識もニーズは高いでしょう。ライター職でも、Webコンテンツ制作ではインターネット関連の基本知識が必要です。
尚、多くのクリエイティブ職では資格という基準が無いため、実績を確認できるポートフォリオを作成しておくと良いでしょう。商用利用されたものはもちろん、スキルや知識が明確に伝わるものならば、趣味などで制作したものでも構いません。

最後に

この他にも、職種や業界によって役立つ資格がたくさんあります。まず「どんな仕事に就きたいのか」を考え、そのうえで「何が役立つのか」を調べましょう。まだ職種に悩んでいるという場合には、パソコンスキルを磨いておくことがおすすめです。今やどのような仕事でも、ほとんどの仕事でパソコンに触れる機会があるでしょう。

職歴の無い方、あるいは初めてのパート勤務という方は、不安も多いはずです。資格という武器を手に入れることで、理想のパート先を見つけましょう。