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知っておくだけで断然有利!パート採用、履歴書のどこを見る?

2017/04/18

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パートに応募する際、多くの応募先で必要になってくる履歴書。空欄を埋めていけばとりあえず一通りは完成しますが、「この書き方で合っているのかな…」「他に書くことはないだろうか」と不安に思うことも。

そこで今回は、パートの採用担当者に「履歴書のどこを見るのか」を聞いてみました。彼らがチェックするポイントを知っておけば、履歴書を面接に有利に活用することができるはず! 

仕事歴から見えること①~即戦力になる?~

「その人がどんな仕事をしてきたかが、職歴・パート歴を見ればだいたいわかる。うちは基本未経験でもOKだけど、パートさんが急に辞めちゃったりして人手不足なときは、即戦力になってくれそうな人がやっぱりありがたい」(45歳男性/スーパー)

別の仕事の経験が買われて採用に結びつくこともありえます。バイトや仕事、パートの経験がある場合は積極的に書き込むようにしましょう。

仕事歴から見えること②~なぜ前職を辞めたのか?~

「職歴は必ず見ますが、チェックするのは『なぜ前の仕事を辞めたのか』という点。たくさんの職場を転々としている人だと『この仕事も、せっかく採用しても長続きしないんじゃ…』と思ってしまいます。辞めた理由として、『引越しにともなって』や『子どもが幼稚園に上がって時間に余裕ができたので、もっとシフトに入りたかったが折り合いがつかなかったので』などの説明があれば安心します」(39歳女性/ピッキング)

仕事の経歴を書き込む場合は、前の仕事を辞めた理由をきちんと説明できるようにしておきましょう。採用側は長く働いてくれる人を求めています。

志望動機は必ずチェック!

「志望動機は、その人の切実度合いが強く伝わるものの方が採用の確率は高いです。その人が切実に働きたいと思ってくれればくれるほど、おそらく長く真面目に働いてくれるだろうと感じるので。たとえばうちは時給がそれなりに良いので、『家計を支えるため』だと信頼度は高いです。逆に『御社の事業に魅力を感じる』とか書かれてしまうと、テンプレ的で隙がないようにも見えますが、『それホント?』と思ってしまいます」(36歳男性/回転寿司チェーン)

志望動機の欄は自分の働きたい意欲をアピールする最大のチャンスです。テンプレートを使用するのもありですが、アレンジを加えるなりして、自分なりの言葉で書き込むようにしましょう。

文字の書き方

「履歴書をパッと見て、その人の人柄はなんとなく伝わります。字は下手でもいいので、丁寧に書かれていればそれはちゃんと伝わります。反対に、字がきれいな人でも丁寧に書かれていなければそれだけでマイナスな印象です。近頃はパソコンで作成した履歴書も増えてきていて、そちらも見やすくて悪くないですが、どちらかといえば個人的には、書いた人の人となりが伝わる手書きの方が好きですね」(29歳女性/ショップ)

手書きかパソコン入力か、履歴書作成の際は悩むところですが、字が下手な人でも丁寧に書けば見る人には伝わるようです。「私は字が下手だから」と自信がない人でも“丁寧に”を心がけていれば問題ないようです。

希望条件は書いてほしい

「希望する条件を記入する欄があるので、書いておいてくれると助かります。こちらが求める人材と、応募者が求める条件があまりにもかけ離れている場合は、そこで『お互いちょっと難しいですね』みたいな話ができるので。『希望は特にありません』と書いておいて、働き始めてから『あれはムリ、これもムリ』と出してくる人もいて、『話が違うじゃないですか。すいませんが辞めてください』となるのもお互い面白くないですからね」(32歳男性/コンビニ)

面接では、履歴書に書かれている希望条件を参考に、「どこまでが可能でどこまでが無理か」というすり合わせが行われます。その話し合いの指針とするため(希望条件が「特になし」ならそれでも構わないので)、必ず書き込むようにしましょう。

少し離れた場所に住んでいる人

「基本的にうちは近所や生活圏内に住んでいるパートさんが多いので、少し離れた住所だったらなぜここに決めたのか理由を尋ねます。個性的でお洒落なお店なら遠方に住んでいる人からの応募も納得できますが、うちはチェーンなので。『わざわざ遠くに来る事情があるのかな?』と気になってしまいます。もちろん、『ここの近くに実家があるので』など、納得いく理由があれば全然問題ないのですが」(28歳男性/ファミレス)

特に理由なくそこを選んだ場合でも、採用担当者に不審に思われてしまったらもったいないですよね。「なぜ自宅から離れているのにその職場を選んだのか」を聞かれそうな場合は、前もって答えられるように準備しておきましょう。

最後に

面接のときに突っ込まれそうな部分や、ちょっとしたひと工夫を加えるだけで採用の確率が大きくアップする箇所など、意外に奥が深い履歴書。今回ご紹介した採用担当者の声を参考に履歴書を作成すれば、知らないで書くよりも断然有利に採用選考を進むことができます。ぜひ活用してみてくださいね。

(藤井弘美+プレスラボ)

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