パートで出費が増えても大丈夫！パート代を上手に貯金しよう

2016/09/27

貯金のため、自分のお小遣いのため、子育てのため、家計のためと、パートで働く主婦の目的はさまざまです。パートに出て収入を得たからといって、出費が増えてしまっては本末転倒ですが、老後や子どもの将来を考えると、蓄えは必要。ここでは、パート代を上手に貯金する方法を紹介します。

パートをすることで出費が増えることも！？

実はパートに出ても出費が増えてしまうことがあります。その1つがパートに出勤するための洋服代です。毎日同じものを着てパートに行くわけにはいきません。制服支給のパートであっても、職場に着くまでは私服です。定期的に掛かる洋服代は、仕方のないものでしょう。

また、子どもを保育園に預けてパートに行く際にも、新たな出費として保育園代がかかります。保育園代は家庭の収入状況によって異なりますが、特に子どもが3歳までの保育園代は高く、パート状況によっては、給料のほとんどが保育園代になってしまうこともあります。

さらに、勤務時間によっては昼食代が、通勤条件によっては通勤費がかかることもあります。勤務時間が夕方遅くまでの場合は、夕飯を用意する時間を十分に確保できないため、惣菜などの購入費もかかるでしょう。

パート代を何にいくら使っているのか把握しよう

パート代を貯金するためには、稼いだパート代を何にいくら使っているのか把握することが大切です。そのためには、毎日家計簿をつけるのが良いでしょう。買い物をした際には、必ずレシートをもらい、購入金額を家計簿に記入すると同時にレシートも貼り付けておきましょう。まずは1ヵ月間家計簿をつけて、無駄な買い物をしていないか、本当に必要なものだけを購入しているか検証することが必要です。パート代からの出費で、不必要なものを削っていけば、自ずと毎月貯金できる金額も見えてくるでしょう。

先取り貯金で毎月きちんと貯める

貯金の失敗例として多いのが、残ったお金を貯金するという考え方です。これでは、何かと理由をつけて、出費してしまい、最終的に手元にお金が残らない可能性が高いのです。そこで上手に貯金する方法としてオススメしたいのが、先取り貯金です。パート代をもらったら、使う前に決まった金額を貯金する方法です。毎月決まった額を金融機関に預金する自信のない人は、指定した金額を普通口座から定期預金口座に自動的に振り返る「自動積立定期預金」や、パート代から天引きされた金額を積み立てる「社内預金」や「財形貯蓄」を利用するのも良いでしょう。

パート代はないものとしてすべて貯金へ回すのも◎

夫の給料で十分に生活ができ、その中から自分のお小遣いも出る人は、パート代をないものとして全て貯金に回すのも良いでしょう。例えば、パートで毎月8万円稼いでいれば、年間で96万円も貯まります。毎月使えるお金に余裕があり過ぎると、ついつい余計なものにお金を使ってしまいがちです。短期間でしっかりと貯金をしたい人には特にオススメです。