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最新パート事情「動画レシピ撮影」って知ってる?

2017/10/19

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最近なにかと話題のレシピ動画アプリ。日々の献立を参考にしている方も多いのではないでしょうか。
実はあの動画の一部のレシピ考案・動画制作はパートタイマーの方が手がけることもあるようです。

そこで動画レシピ撮影のパートの実態に迫るべく、経験者の声を参考にその仕事内容をご紹介していきたいと思います。

 

資格は必要?

「管理栄養士やフードコーディネーターなど、食に関連する資格を持っていて損はないと思います。
そのあたりは求人によって違うみたいですね。私自身、資格は持っていませんでしたが食品メーカーの営業を勤めていた経験があったので、そこが買われての採用となりました」(33歳女性)

「特にいらないと思います。私の場合は、個人的にSNSにあげたレシピ動画が一度だけややバズったことがあり、
面接でそのことを話したらそこが評価されたようです」(38歳女性)

 

応募の際資格・経験が必要とされるかどうかは求人内容によって異なるようです。なによりも求められるのは、食に対する探究心と熱意!といったところでしょうか。

 

勤務形態は?

「9~17時の出勤を週3日です。時間は固定ですが、出勤する曜日はパートさんによって選べます」(33.歳女性)

「私はシフトに入るのは大体13~17時です。午前中に入るシフトもあるようです」(38歳女性)

 

1日ガッツリ働くか、空いた時間にサクッとシフトに入るか、このあたりも求人内容によって変わってきます。

 

仕事内容や1日の流れは?

「レシピの考案から撮影までが仕事の内容です。朝に会議を行い、今人気のある食材や料理の種類などを、それまでにアップした動画の反響などを参考に探り、次にどういった動画を制作するかを話し合います。

その後レシピを話し合い、近所のスーパーへ食材の調達に行きます。材料が揃ったらレシピに基づいて実際に一度作ってみて味見をし、微調整が必要な場合はここで細かく調整をしていきます。
その後料理する段階を専用のスタジオで撮影して完了です。

動画の編集は専門の部署で行いますが、レシピ考案と兼任してそちらの仕事をしている人もいます。ですので、動画制作の知識がある人も採用の際に有利になるかも」(33.歳女性)

 

「私たちは通称『レシピ部隊』と呼ばれていて、レシピを考案することだけが仕事内容です。
日によって食材や方向性をひとつのテーマとして与えられ、出勤時は新作レシピを各自3つ以上考案して持ち寄ります。
どれがイチオシかある程度方向性が固まったら、社内にいる栄養士の先生のチェックが入ります。そこでレシピが最終決定。

実際に作るのは『料理部隊』の人たちで、私たちが考案したレシピを本当においしそうに作って撮影してくれるんです(笑)」(38歳女性)

 

レシピを考案した後、そのレシピについて誰かと話し合う機会ってなかなかないですよね。レシピが洗練されて、最終的にかなりクオリティが高いものが完成しそうです。

 

やりがいは?

「自分たちの考案したレシピが、どこかのご家庭の食卓に上がって団欒を彩っている様子を想像するだけでうれしいです。
その分責任も強く感じるので、決して手抜きをしてはいけないと自分を戒めています」(33歳女性)

 「誰かとレシピについて話し合うことがまず楽しいです。友だちと一緒に料理をしているような感覚。
それと、このパートをはじめてから料理のスキルがアップしました。
食材や調理法に関する知識は深まりましたし、栄養士の先生のアドバイスはすごく勉強になります。盛り付けや料理の手際の良さは『料理部隊』を見て盗んで覚えました(笑)」(38歳女性)

 

不特定多数の人が参考に閲覧するレシピ動画、その分やりがいも非常に強く感じられます。なににせよ、楽しんで作ることのできたレシピなら、きっと完成した料理からその雰囲気が伝わることでしょう。

 

最後に

レシピの考案や実際の調理、動画の撮影・編集といった、いくつかの作業フローにわかれる「レシピ動画撮影」。担当するのがそのすべてか一部かは求人によって違うようです。料理が大好きな方、料理をさらに極めたいという方にぜひオススメのパートといえるでしょう。

(藤井弘美+プレスラボ)

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