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未経験から資格取得が目指せる仕事とは?

2016/07/11

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何度もパートを変えると、そのたびに一から仕事を覚える必要があるため、できれば一つのパートを長く続けたいと思う人もいるでしょう。そういうときには、資格の取得がおすすめです。ここでは未経験からでも資格取得を目指すことができる仕事を紹介します。

どんな仕事で資格が取れるの?

働きながら資格が取得できる仕事はいくつかあります。今回は、おすすめの仕事を4種類紹介します。

医療事務

病院などの医療機関で医師や看護師の仕事をサポートする医療事務。パートで働く場合は、特別な資格は必要ない仕事です。働きながら専門知識が身につくので、ゼロからのスタートよりも資格が取りやすくなります。

医療事務には医科や歯科、調剤など、いくつかの区分があります。まずは自分がどの区分で仕事をしたいのか考える必要があるでしょう。どうしても決められないようであれば、医療事務の基本的な知識や技術を習得できる「医療事務技能検査試験」や「診療報酬請求事務能力認定試験」などを受け、資格の取得を目指すと良いでしょう。

介護士

近年需要が高まっている介護職ですが、介護士の数は業界的に足りておらず、常に求人が出ている状態です。未経験者でもパートで仕事をすることができ、働きながら介護士の資格取得を目指すことも可能です。施設によっては資格取得のサポートをしてくれるところもあるので、パート先の条件等をしっかりと確認しましょう。

介護の現場で最初に取れる資格は、「介護職員初任者研修」「実務者研修」の2つです。これらを取得しておくと、介護士としての基本的なスキルを持っているという証明になります。その後、さらなるスキルアップを望むのであれば、「介護福祉士」「ケアマネージャー」などを目指すと良いでしょう。

保育補助

保育所や幼稚園で働く場合、保育士の資格を持っていない人は保育補助として働くことができます。仕事内容としては、登園する子どもの迎え入れや外遊び、給食などの通常保育であり、保育士の仕事とほとんど変わりはありません。ただし、あくまでも保育士のサポート要員です。保育園によって多少の違いはありますが、保育士の手が足りない部分をフォローする役目を担っています。

もちろん、働きながら保育士の資格取得を目指すこともできます。試験には筆記と実技があり、保育補助として働いていた場合は、実技でその経験が役に立つことでしょう。

プログラマー

プログラマーの仕事には、インターネット上に公開されるwebサイトやデータベースの開発をする「webプログラマー」や、ゲーム開発に関わる「ゲームプログラマー」、家電製品などが正常に動作するよう、その仕組みを組み込む「組み込み系プログラマー」などさまざまなものがありあす。どれもプログラミング言語を使う、非常に専門的な仕事です。未経験者も仕事は可能ですが、まずパソコンに慣れていることが前提です。覚えなければいけないことが多いため、なかなかハードルが高いかもしれません。

しかし、プログラマーの中でも比較的簡単な内容の仕事があります。Webサイトの更新作業や打ち込み作業は特別に詳しい知識がなくてもできるでしょう。資格を取るなら、まずは文部科学省が後援している「情報検定」がおすすめです。パソコンを使う、プログラミングで作る、デザインで伝えるという3つの試験があり、パソコンを使う仕事に従事するためのはじめの一歩とも言える検定です。

正社員登用への可能性も広がる!?

パートで働きながら資格を取得することで、正社員への道が開けることがあります。しかし、それはパート求人情報の条件に「正社員昇格有」などの記載がある場合に限られるでしょう。正社員を目指す場合は、条件をしっかりと確認して、パートの申込みを行うことをおすすめします。また、パートとして働いている職場で正社員になることができなくても、同業種には正社員を求めている職場もあります。資格を持っていれば、一度パートを辞め、新たに正社員として働く場所を探すのも難しくはないでしょう。

最後に

資格の取得を目指す人にとって、現場での仕事は必ず活きてきます。しかし、それだけでは試験に受かることは難しく、やはり空き時間を利用した勉強も必要となってきます。家事や育児をこなしながら資格の勉強をするには、夫の協力が必要になることもあるでしょう。現状の家庭状況を考慮しながら、資格取得を目指しましょう。