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パートを辞めたいと思ったら……勤務先への上手な伝え方

2016/04/12

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家庭の事情や自分の健康問題、人間関係など、さまざまな理由からパートを辞めなければならないケースがあるでしょう。しかし、なかなか「辞める」というネガティブな言葉は言いづらいものです。しかも、できるだけ辞めることで悪者にはなりたくないという気持ちもあるはずです。ここでは、パートを辞める際、勤務先へその旨を上手に伝える方法をご紹介します。

退職理由はどう伝えるのがベスト?

退職理由を勤務先へ伝える際には、勤務先に不満を持って辞めるのではないということをハッキリ伝える必要があります。勤務先が自宅近所である場合、悪い辞め方をするとすぐに噂が広がります。そのため円満に辞めなければいけません。

そこで重要なのは仕方がなく辞めなければならないとアピールすることです。例えば家庭の事情であれば、夫の仕事の都合や子どもの部活などを理由にしても良いでしょう。また、自分の健康状態が悪くなったなども理由としてはOKですが、ウソはつかないように気を付ける必要があります。自分自身の理由で辞める場合には、「資格取得のための勉強」や「スクールに通う」など、前向きな理由であれば勤務先に悪い印象を与えることはないでしょう。

報告の仕方、タイミングも大切

退職の意思を伝える時は報告の仕方やタイミングも重要です。退職の報告は、文面やメールではなく、ちゃんと自分の言葉で伝えましょう。また、辞める期日は明確にすることが大切です。タイミングとしては就業時間中は避けましょう。また昼時などの休み時間もNGです。自分の仕事が終わった時に相手の仕事状況を確認し、手が空いている時を見計らって声を掛けるのが良いでしょう。

辞める時期に関しては、退職報告から約1~2か月後が望ましいです。就業規則がある場合には、その内容に準じて逆算してから退職報告をしましょう。

良い形で退職するために

パート先を円満に退職するためには、辞めるまでにいくつか気を付けることがあります。特に気を付けるべきなのは、引き継ぎ業務。自分が辞めた後も、今まで請け負っていた仕事内容は別の誰かがこなさなければいけません。退職報告をした際に、自分の仕事を引き継ぐ人を確認し、引き継ぎ用のシートを作成しましょう。分かりやすく業務内容をまとめた引き継ぎシートを渡して説明することで、相手の時間を煩わせることはなくなるでしょう。

また自分が辞めることを周囲に伝える際には、伝え方や内容に注意が必要です。どんなに仲の良いパート仲間であっても、勤務先の上司へ退職の意思を伝える前に話してしまうのは避けましょう。

最後に

勤務先がスーパーなどであった場合は、パートを辞めた後に、買い物に行くこともあるでしょう。また同僚に会うこともあるはずです。どんなに嫌なことがあって辞める際でも、誰かを攻撃してはいけません。スッキリと円満に退職するために、時には自分が我慢することも必要なのです。