本番までにはいくつものハードルが待っている! 役者のパート

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映画やテレビドラマ、舞台などで演技をする人。実際の演技をするまでには下準備に相当な時間がかかります。シナリオを深く読み込み、全体のストーリーや与えられた役の人物像を把握することからスタートし、セリフを覚え、演出家や監督の意向を踏まえたうえでやっとリハーサルに臨めます。

しかし、役を与えられたからといっていきなり演じられるほど易しいものではなく、普段から発声練習や表情のトレーニングなども欠かせません。演技中はどれだけ役になりきれるかもポイントで、私生活との切り替えが上手なことも重要です。

撮影現場や舞台は、共演者や制作スタッフなど大勢のチームプレーでなりたっています。時間が不規則になりがちなだけに、協調性が求められます。

役者は劇団や芸能プロダクションに所属するのが一般的ですが、これらに所属するにもオーディションがあります。所属したからといってすぐに役がもらえるわけではなく、役者だけで食べていけるようになるには、実力も必要ですが、運がものをいうこともあります。