子どもを対象としたスポーツ教室などで、跳び箱やマット運動、鉄棒などの体育を指導する仕事です。体力アップを図るのはもちろん、体育の中に遊びやゲーム的要素を取り入れ、体を動かす楽しさを伝えることも目的としています。
指導の仕方は研修などで教えてもらえるので、初心者でもさほど心配はいりません。むしろ、子ども相手の仕事なので、子どもと接することが好きかどうかが問われることになります。
子どもと同じ目線で体育を楽しんだり、個人差を容認して教え方を工夫したりすることも必要です。できなかったことができるようになったときの楽しさや感動を教えることは、体育の世界に限らずその子の可能性を広げることにもつながります。やりがいのある仕事です。
健康な人であれば特別資格は必要ありませんが、運動部の所属経験、ジュニアスポーツ指導員などの資格があれば採用や待遇が有利になることも。教員免許を持っていれば、学校の非常勤講師として働く道も開かれることもあります。