仕事をしている親などから子どもを預かり、保育をする仕事。活躍の場は保育園をはじめ、児童館、養護施設、会社やデパートの託児施設などがあります。保育士になるには保育士の国家資格が必要で、厚生労働大臣が指定する養成学校を卒業するか、各都道府県で実施する保育士試験に合格しなければなりません。

保育園に預けられる子どもは０～６歳と幅広い。この時期１歳違えば接し方も異なり、乳児ならミルクを与えたり、おむつを交換したり、幼児ならごっこ遊びや外遊びをするなど、年齢に合わせた保育が必要です。大人の思うとおりに動かないのが子どもであり、ときには根気よく気長に接することも大切です。

泣いた子をずっと抱っこしていることもあるので体力も必要です。子どもが好きというだけでは務まりませんが、子どもが好きでなければ務まらない仕事でもあります。

保育士は女性の方が圧倒的に多いですが、最近では男性も増えつつあります。子どもに愛情を持てる人なら、性別は関係ないといえるでしょう。