どんな年代の人にも気持ちよく明るい笑顔で 花屋(フラワーショップ)のパート

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市場から到着した花は、まず鮮度を保たせるために水揚げをしなければなりません。この作業では冷たい水に手をつけたり腰をかがめたりするので、体力的にけっこうハードです。

華やかであこがれる人が多いフラワーショップの仕事ですが、裏ではバケツの掃除や水やり、冷蔵庫内での作業など、手荒れや冬場の寒さと格闘しながらの体力仕事もたくさんあります。花が本当に好きでないと、続けるのは難しいかしれません。

一方、フラワーショップの醍醐味といえば、お客さんの要望に合わせて花束やアレンジメントを作ることでしょう。とはいえ初心者にいきなりこの仕事を任されることはまずありません。フラワー装飾技能士やフラワーデザイナーなどの資格を取得するなど、地道に勉強を重ねることが近道です。パーティ、婚礼、葬儀、店頭のディスプレイなどの出張装飾サービスを行っている店では、車の免許のほかにカラーコーディネートの知識が必要です。

スタッフは圧倒的に女性が多いですが、最近では男性の数も増えつつあります。週末にお客さんが増えることの多い商売だけに、土日出勤を求められることもあります。