日本の暮らしを支える第一次産業の仕事 農林水産業のパート

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人の暮らしに欠かせない食料を生産・収穫したり、森の木々を育てることで豊な自然環境を守ったりする仕事。最近では都会を離れたい、自然の中で働きたいという理由で農林水産業を目指す人が多いですが、それなりの覚悟がないと続けるのは難しい仕事です。季節、天気に関係なく夜が明ける前から働き始め、そのほとんどは体資本の肉体労働です。

その地域に生活ごと根差すことになるので、慣習や文化にいち早く慣れ、地域住民とのコミュニケーションも欠かせません。自然災害など自分の努力だけではどうにもならないこともあるので、精神的にもタフでないと挫折してしまいかねません。

農業や漁業なら繁忙期だけパートを募集しているところもあります。初めてこの種の仕事を始めるなら、まずは短期から始めてみるといいでしょう。

一方林業では、森林レンジャーや森林インストラクターといった仕事に人気が集まる傾向がありますが、林業が本当に求めているのは造林・育林、伐採の作業を行う人材です。体力的にはハードだが、環境保全という観点からも非常に社会的意義の高い仕事といえます。