深い感動を光で演出する 照明スタッフのパート

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さまざまな照明機材を使って、コンサートや演劇、ショー、イベントなどの演出効果を高める仕事。コンサートなどの内容に合わせて照明プランを練り、何十台もある照明機材を操ることになります。光をミックスすることにより色を作り出すなど、美術的なセンスが求められます。

また照明機材はとにかく重い!10kgくらいはザラで、中には50kg以上のものもあります。しかも徹夜で照明の仕込みをすることもあり、美しく華やかな光を操るには、体力も必要です。

照明スタッフは、照明器具の操作方法や吊り方など、特殊な知識と技術を要する仕事です。専門的な学校で学ぶか、いきなり現場に出て学ぶかのどちらかになりますが、後者の場合においては先輩が懇切丁寧に教えてくれるとは限りません。技術を盗むくらいの意気込みがないと、いつまでも力仕事しかやらせてもらえないこともありえます。

たとえ音楽を聞かせる場であったとしても、視覚効果というのは非常に重要です。巧みな光の効果で観客を深い感動へと導くことに、やりがいを感じられます。