プールや海水浴場などで監視台に座り、危険行為や溺れている人がいないかなどを監視、事故を未然に防ぐのが最大の仕事です。万一のときには真っ先に水の中に飛び込み、状況によっては人工呼吸や心臓マッサージなどの応急手当を施さなければなりません。
いざというときに素早く行動するためには、普段からの訓練が欠かせません。施設によっては水泳などの練習時間が設けられているところもあります。日赤水上安全法の救助員養成講習で、水の事故防止や事故者の救助および応急手当の仕方などの知識を習得するのもひとつの方法です。
とにもかくにも、人の命にかかわる責任重大な仕事です。いっときたりとも気を抜くことはできません。しかし、仕事場の環境は、屋内プールでもなければ真夏の炎天下。その中で集中力を保たせるためにも、30分~1時間ごとに交代で休憩を設けているところが多いようです。
夏の期間限定のパートですが、仕事を通して体力と忍耐力を養えるでしょう。パートは若い人が多く、体育会系のノリで仲間意識が高いことがおおいようです。飲み会など、仕事以外でのイベントが頻繁に行われるところも。