結婚式や披露宴で、料理を運んだりドリンクを注いだりなどの、接客サービスなどを行う仕事です。
おめでたい場所なので、気持ちのよい明るい対応が求められますが、主役はもちろん新郎・新婦。粗相(そそう)をしてお客さんの記憶に残るより、決して目立つことのないスマートな身のこなしが求められます。正しい言葉遣いやマナーについて厳しく指導されたり、茶髪NGなど、身だしなみに細かい規則が設けられている場合もあります。
婚礼は土・日・祝日に集中するため、世間が休日の日は仕事日だと思って間違いないでしょう。しかも大安と重なれば、仕事が早朝から深夜に及ぶこともあります。カッチリとしたスーツを着ての立ち仕事は、足腰に自信がないとつらいかもしれません。
一方、接客サービスのほかにも、音響や照明などの演出を任される場合もあります。式の進行に重大な影響を及ぼす仕事だけに、責任は大きいといえます。お客さんにとっての一世一代のイベントに水を差すようなことがあってはなりませんが、万が一起きてしまったハプニングにも対応できる臨機応変さも必要です。