爪のケアにはじまり、カラーリング、つけ爪、ネイルアートなど、爪の美容全般を手がけるネイリスト。活躍の場は、ネイルサロンやエステティックサロン、最近では美容室やウエディング業界にも需要が拡大しつつあります。
ネイルの作業はとても細かいので、長時間にわたって集中力を持続できる人が向いている仕事です。カラーやアートを施す際は、色彩感覚や美的センスも欠かせません。お客さんとはつねにマンツーマンで、作業中の会話も大切なポイントです。常連のお客さんともなればプライベートな話を相談してくることもよくある話で、人気ネイリストにはコミュニケーション上手な人が多いといえます。
ネイリストになるのに資格は必要ありませんが、日本ネイリスト協会の技能認定試験をパスしていればパート探しで有利になることもあります。まったくの初心者であれば、専門学校で基本的な知識と技術を習得してから臨むといいでしょう。
パートで技術とセンスを磨けば、将来的には独立開業したり、専門学校の講師をしたり、一生の仕事にできるチャンスが広がっています。