ゲーム制作では、企画からプログラム、デザイン、グラフィック、音楽などすべてが分業で行われ、何人もの人がプロジェクトを組んでひとつのソフトを作り上げます。ゲーム機やソフトの内容が高度になるにつれ、プロジェクトは大規模化する傾向にある。そのため、より良いゲームを作るという目標に向かい、メンバーが一丸となって仕事に取り組む必要がある。自分の仕事をこなすだけではなく、周りを見渡せる力があるかがポイントです。
制作期間は長く、締め切り前には徹夜が続くことも。地道な作業だが、それだけにソフトが完成したときの喜びは大きいといえます。
一方のテスターは、発売前のゲームが不具合なく動作するかをチェックするのが仕事です。発売前のゲームをプレイできる特典につられてこの仕事をする人も少なくありませんが、同じゲームをひたすら、しかも決められた通りにプレイするのには忍耐力も必要。もちろんゲーム制作に参加しているという責任感も求められる。毎日毎日座りっぱなしでモニター画面ばかりを見ているので、腰痛や疲れ目にも気をつけたいところです。最近ではゲーム機用のソフトだけでなく、携帯電話用のゲーム開発も盛んです。