Desk Top Publishingの頭文字を取ってDTP。机上のパソコンを使って、印刷物の画像や文字をデザイナーの指示に従いながらレイアウトを行う仕事です。

制作するものは雑誌や書籍などの出版物をはじめ、広告やポスターなど印刷物全般。それらの画像処理やレイアウトなどをパソコンで行うことになるので、パソコンの知識はもちろん、PhotoshopやIllustratorなどのほか、DTPの専用ソフトを使いこなせるかが問われます。しかも変化のが早いこの世界。現状の知識で満足することなく、つねに新しいことを勉強していく姿勢も大切です。

締め切り前は残業続きになることもしばしば。仕事中はずっと座りっぱなしで画面を見つづけるため、肩こり、腰痛、目の疲れとの闘いでもあります。しっかりと健康管理できる人が向いています。

DTPの仕事は比較的若い層が多く、DTPの技を磨いた後デザイナーを目指す人も少なくありません。パソコンと必要なソフトがあれば自宅でもできる仕事なので、この仕事で得た経験と人脈を武器に独立開業の道も開けています。