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バイトとは違う?パートの面接で聞かれること

2016/05/24

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学生やフリーターが受けに来る“アルバイト”と、主婦(夫)の働き手が多い“パート”では、面接で聞かれることに違いはあるのでしょうか?パートで働いている主婦(夫)の方たちの体験談をご紹介したいと思います。

志望動機

「今まで3つほどパートの面接を受けたことがあるけど、アルバイトと同様に『志望動機を聞かせてください』は聞かれた。その都度『パートで家庭の収入を増やしたいのと、以前やっていた接客の経験を活かせると思ったので』と答えて採用されたので、正直に答えればよさそう」(41歳女性/コンビニ)

家庭の収入を増やしたいというしかるべき動機があれば、採用する側も「この人ならしっかり働いてくれる」と思ってくれるはず。

職歴・アルバイト経験など

「『これまでにどんな仕事やアルバイトをしてきましたか?』と聞かれました。たぶん、どの程度の即戦力になってくれるかを知っておきたいのかと」(33歳女性/コールセンター)

過去に接客の経験があれば、接客のパートの面接ならそこをおおいにアピールしていきましょう。未経験の仕事内容のパートの面接受ける際も正直なところを話しておけば、採用側も「これから仕事を覚えてもらおう」などと、扱い方を決めることができます。

子どもは何歳?

「『失礼ですが、お子さんはいますか?』と聞かれ、そのあとに『今おいくつですか?』という質問をされました。子どもが小さかったら、急に熱を出した子供の面倒を見るためにパートさんが休まなくてはならないケースがあるので店長はそれを知りたかったみたいです」(28歳女性/スーパー)

小さい子どもに急な病気はつきもの。採用側も「急な欠勤があるかもしれないから、もう1人別のパートさんを増やしておいた方がよさそう」などと計画を立てることができます。

急な出勤は?

「子育てしながら来ている人が多い職場の面接で、『急な出勤は平気ですか?』と尋ねられた。入ってみてわかったのが、子どもの熱で欠勤になった人の代わりに、シフトを交代する人が急きょ探されることが多い職場だった。うちも子どもがいるので、ほかのパートさんと持ちつ持たれつという感じです」(35歳女性/ピッキング)

ここでもし「NO!」と答えたら、場合によっては不採用になるかもしれないし、あるいは合否と関係なく「以後、急な出勤話はなるべく振られなくなる」という扱いになるのかも。

月にいくら稼ぎたい?

「『正直なところ、月にいくらくらいウチで収入があればいいと思っていますか?』と聞かれたときは少し驚いた。学生アルバイトの面接のときより、ずいぶん生々しい気がしたので。でもここはなるべく正直に話しておいた方がいいと思う。店長は、『誰がどれくらい稼ぎたがっているか』を考慮に入れて、苦心してシフトを組んでくれている」(28歳女性/コンビニ)

“家計のため”や“生活の中の気分転換のため”など、パートする人の志望動機はさまざま。パートスタッフのそれぞれが「月にいくら稼ぎたいか」を面接時に知っておくことで、きちんと整理をしておくということなのでしょう。

旦那さん(奥さん)の仕事は?

「パートの面接で、夫の仕事を聞かれました。その話を取っ掛かりに世間話をして少し打ち解けよう、というふうに感じたのですが、さりげなく『あ、じゃあ旦那さんは特に転勤とかはなさそうですね?』とも尋ねられ、なるほどそこも確認しておきたかったのだなと」(36歳女性/カフェ)

夫の転勤でパートさんが急に退職をした、というケースがあったのかも。管理側としては把握しておきたい部分なのでしょうね。

いつまで働きたい?

「『いつまで働きたいと思っていますか?』という質問ですね。いくつかパートをしてきましたが、これはよく聞かれた気がします。子どもが来年で小学校を卒業すると言ったら、『それ以降も仕事を続ける予定はありますか?』と聞かれたこともあるので、そのあたりを把握しておきたいのでは。私は『現在、収入がこれくらい足りないので、それが安定するまでは、と思っていますが……』と答えていましたが、それで(合否に)特に問題はなかったです」(44歳女性/事務)

アルバイトをする学生はたいてい卒業と同時に辞めていくので、雇う側はそれを見越して前倒しで、引継ぎ用の新規スタッフを採用します。スタッフがどれくらいのスパンで働きたいと思っているかを把握しておくことは、雇う側にとって非常に重要です。

最後に

学生のアルバイトスタッフより人生経験が豊富なパートスタッフ。面接では、「どの程度即戦力になってくれるか」や「月にどれくらい稼ぎたいか」など、現実的な質問を投げかけられることが多い印象です。これからパートの面接を受けにいくという方は、これらのエピソードを参考に心の準備をしておくといいかもしれません。

(藤井弘美+プレスラボ)