働く主婦(夫)の1日のタイムスケジュール
2015/06/22
家事や育児で忙しい主婦(夫)の中には、外で働きたくても時間がなくて働けないという方も多いのではないでしょうか。しかし、主婦(夫)業をこなしながら、仕事を両立させている方もいるものです。そこで気になるのが、両方を上手にこなしている主婦(夫)たちの1日のスケジュール。ここでは、具体的なスケジュールの例を2つ挙げて紹介します。実際の動きを見ることで、自身に結び付けられる新しい発見があるかもしれません。
1日のタイムスケジュール 主婦(夫)①
まずは、フルタイムパートで働いている主婦を例にして紹介します。
■フルタイムパート(9時~18時:勤務8時間)主婦・保育園の子供1人
06:15 起床、洗顔と歯磨き、洗濯機を回す
06:30 3人分のお弁当づくり
07:20 夫、子供を起こした後に朝食づくり
07:40 3人で朝食
08:00 夫出勤、洗濯ものを干す
08:15 化粧などの出かける準備
08:35 家を出て、子供を保育園に届けつつ職場に向かう
08:50 出社
18:00 退社、そのまま保育園へ子供を迎えに行く
18:20 子供と一緒にスーパーで買い物
18:45 帰宅、夕御飯の支度
19:30 夕食完成、夫も帰宅するため、3人で食事
20:15 ご飯を食べ終えたら、食器洗いは夫に頼み、洗濯ものを取り込む
21:30 子供を寝かしつける
22:00 入浴
23:00 就寝
フルタイムパートで働く場合には、朝から夜までぎっしりと無駄なく時間を使えています。掃除を毎日ではなく日を決めて行ったり、夫に一部の家事を手伝ってもらったりといった工夫が必要でしょう。
1日のタイムスケジュール 主婦(夫)②
上記ではフルタイムの主婦のパターンを紹介しましたが、通常より短めとなる4~6時間程度の勤務時間という方も多くいます。ここでは、5時間勤務の主婦を例に挙げて紹介しましょう。
■パート(10時~16時:勤務5時間)主婦・保育園の子供1人
06:40 起床、洗顔と歯磨き、洗濯機を回す
07:00 お弁当作り
07:40 子供を起こす
07:50 朝食を作る、夫を起こす
08:00 3人で朝食
08:15 夫出勤
08:20 子供を保育園まで届ける
08:40 洗濯ものを干す
08:50 部屋とお風呂場の掃除
09:15 身支度
09:40 家を出る
09:50 出社
16:00 退社、そのままスーパーに行き買い物
16:45 子供を迎えに行く
17:10 洗濯ものを取り込む
17:45 夕御飯の支度
19:00 夕御飯完成、夫帰宅後、3人で夕食
20:00 食器洗い
20:30 子供と一緒に入浴
21:30 子供を寝かしつける
23:00 就寝
5時間勤務の場合は、フルタイムパートの時と比べて時間に多少ゆとりができます。夫の協力をほとんど得なくても、主婦業をある程度こなすことができるでしょう。
パートをしている時間がリフレッシュ!?
家事をこなしつつ外へ働きに行くというのは体力的にも精神的にもキツいのでは?と思う方もいるでしょう。しかし実は、家でずっと主婦業をこなしているよりも、職場へ働きに出ている方が体力的に楽だという方もいます。
家にずっといると、人と喋る機会が減ってしまい、「つまらないなぁ」と思ってしまうことも。そうしたときに、仕事で体を動かしてさまざまな人とコミュニケーションをとることで、精神的に楽になるという方もいるのです。
ただし、自分に合っていない仕事や、無理をして長い時間働き続けることはストレスのもと。自分のライフスタイル合った、また得意なことを活かせる仕事を選ぶと、より楽しく毎日を過ごすことができます。
時間を効率的に過ごすポイント!
2パターンのタイムスケジュールを紹介しましたが、やはりパートとして働きながら家事をするのは大変そうだと思う方もいるかもしれません。働きたいけど時間にはある程度余裕を持たせたいのであれば、さまざまなツールを利用して家事の時間短縮術を身に付けましょう。
たとえば、インターネットの活用です。最近では、どんなものでもインターネットを利用して買い物ができるようになりました。通販で購入できるものは基本的にそちらを利用するのも一つの手です。洗剤や調味料など、毎日使うものを安く購入できる通販サイトを探してみるといいでしょう。
その他、洗濯をする際にタイマー機能を使う、食事をできるだけ多めに作っておき、冷凍保存をしておく、自動掃除ロボットを活用する、料理は30分以内で作れる時短メニューを取り入れる、電子レンジや炊飯器を活用して簡単に作れる食事のレパートリーを増やす、など様々な方法があります。他にもまだまだ時間短縮術があるので、上手に取り入れて効率的に家事をこなしていきましょう。
最後に
家庭の財政状況などから、家事や子育てをしていても2人で働きに行かなければならない、という方も多いと思います。しかし、始めのうちは全てを完璧にこなそうと考えるのではなく、楽できるところは楽をして、上手に1日のスケジュールを組むことが大切です。頑張り「過ぎ」に注意し、ストレスなく、楽しい生活を送れるといいですね。