求められるのは本のエキスパート的存在 図書館のパート

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図書館の仕事といって真っ先に頭に浮かぶのは、カウンターでの本や雑誌、CDの貸出・返却業務でしょう。でも、当然仕事はこれだけではありません、書架の整理、予約の受付や手配、読書会の企画・開催、新刊や推薦図書の案内などさまざまです。地域密着サービスとして、移動図書館で市内各地を巡回することもあります。

仕事はどれも本と深くかかわることになるので、本好きならたまらない環境でしょう。それだけに人気がある仕事ですが、求人は欠員補助などでさほど多くないので競争率は高くなります。資格がなくても仕事はできますが、司書の有資格者を採用の条件としている図書館が目立ちます。

最近は本や利用者のデータをパソコンで管理したり、ウェブの予約サービスを行ったり、コンピュータが導入されている図書館が多くあります。

最低でもワードやエクセルのパソコン・スキルを備えておくといいでしょう。つねに利用者が必要な情報を探しやすいよう仕向けることが大切で、本に関して貪欲に新しい知識と情報を吸収する努力が求められます。