言われる前に実行できる気配りの仕事 秘書のパート

オシゴト事典トップへ戻る

一定の立場にある人に付き、スケジュールの管理や、文章や手紙を代わりに作成するなど、事務的な補佐を行うのが秘書の仕事です。議員や医師などをサポートする秘書もあるが、会社の社長や役員に付く場合がもっとも多いといえます。

この仕事には、何よりも気が利く人が向いています。たとえば朝から会議や商談などで忙しい会社の重役の秘書の場合。頼まれた仕事をテキパキと正確にこなすのはもちろん、行き届いていないところがないかつねに周りを見渡し、自分から動けるようでなければなりません。

来客時の対応も重要な仕事です。お客さんも企業の重役である場合が多く、失礼のないよう正しいマナーが求められます。社長や役員が話す「あれ」などの一言で何を指しているかわかるようになれば、秘書として一人前でしょう。

秘書として身につけた正しいマナーやビジネス文章の作成技術などは、ほかのオフィスワークでも生かせる機会が多いといえます。また必ず必要なわけではありませんが、文部科学省認定の秘書技能検定の資格を持っていると採用の際有利になることもあります。気配りの仕事でもある秘書は、圧倒的に女性が多くなっています。