壁紙、床材の貼り付けや、カーテン、ブラインドの取り付け、襖貼りなど、建物の内装を仕上げる仕事。現場は主にマンションや戸建て住宅、店舗などです。

新築の場合もあれば、改装・リフォーム物件の場合もあり、いずれにしても内装施工の出番は工事の最後のほうになります。工期遅れのしわ寄せが降りかかることも多く、納期に追われながら作業をすることは日常茶飯事です。

スピードだけではなく丁寧な仕事も要求されます。内装施工の技術の差は、後になって剥がれなどとして現れてくるからです。壁紙のつなぎ目をピッタリ合わせたり、床材を建物の形に合わせて加工したり、仕事はどれも精確さが求められます。新素材が次々と開発されているので、つねに勉強していく姿勢も大切です。

この仕事をするには、内装工事を専門に行う会社に所属することになります。２～３人がチームとなって作業にあたることが多く、お互い助け合って仕事を進めることが重要です。仕事を続けるうちに自然と協調性が養われるでしょう。