会社が提供する商品やサービスを購入してもらうため、企業や個人に対してＰＲして回る仕事です。営業には内勤・外勤とがありますが、ここで紹介する外勤の営業には大きく分けて、事前に面会の約束をすることなく相手先を訪問する「飛び込み営業」と、すでに取引のあるお客さんのところへ営業に行く「ルート営業（ルートセールス）」とがあります（内勤の営業には、電話でのＰＲを行うテレフォンアポインターなどがあります）。

飛び込み営業とルート営業どちらの場合も、何はともあれフットワークが軽く、人と接することが好きな人ほど向いています。お客さんとの関係が売り上げの重要な要素にもなってくるので、誠実で清潔感があり、どんな年代の人からも好まれる印象の身だしなみを心がける必要があります。

最初からひとりで外回りをするケースは少なく、先輩に同行して営業の現場を学ぶことからスタートする場合が多いといえます。とくに正社員を目指す人にとって、あいさつの仕方から名刺の渡し方、交渉の話術から切り返し方まで、役立つスキルを実践で学べるメリットは非常に大きいといえます。